言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「楽しく働く」(その2)ーー有限会社中里スプリング製作所ーー

2012-11-05 11:11:44 | 生き残るということ
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーでは、過去に一度メルマガ「あの社長に会いにいく」で配信したことのある内容を、このブログでも紹介してみようと考えました。従って時期や季節などまちまちで、タイムリーでない内容もあると思いますが、基本的には内容を変えないでそのままにしています。
しかし、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回、月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)



「楽しく働く」(その2)

   ーー有限会社中里スプリング製作所ーー



商売とは、もともとそういうものだったはずだ。

それは物々交換という、お互いが必要とするものを交換し合うという対等の立場から始まったはずだ。

それがいつの間にか、
商売とは儲けることが第一義ということになってしまった。

現在の取引先は1200社にも及ぶが、営業専門の社員はいない。

トップセールスで新しい取引先を開拓し、しばらく担当した後は製造する社員があたる。

さて、中里さんのもうひとつの楽しい会社づくりは、社員に夢を持たせ、それをどのようにすれば実現させていくかまでみんなで話し合うということだ。

この会社にはたいていの会社で行う会議というものはない。

あると言えばそれは“夢会議”だ。

しかし夢というだけではただ漠然としていて、つかみどころがない。

「君の夢は何?」と社員に聞いても、最初のうちは「え? 夢なんて………、ないです」
というような言葉しか返ってこなかった。

しかしいろいろと根気よく話をしていくと、中里さんの真意が判ってくるのか、ぽつりぽつりと自分の夢について話しだすようになる。

マイホームを建てたいとか、スポーツカーを乗り回したいなどという個人的なものから、技術を習得したいという仕事上の夢などが出てくるようになった。

この“夢会議”は、まずその日どこに座るかということから始まる。

順番とか、位置が決まっていないのだ。

それは社長のそのときの思いつきで決まる。

たとえば、その日に出社した順とか、社長と顔を合わせた順とか、挨拶の声が大きかった順とか、とにかくいつも同じ顔ぶれにならないようにしている。

9人までは大テーブルを囲む皮製の、1脚15万円もする椅子に座れる。

それ以外は折りたたみのパイプ椅子だ。

役職に関係ない。

そもそもこの会社の係長以下の役職は、その年の夢会議の席上で3月までに自己申告で決まるのだ。

もちろん手を挙げた限りは、その年一年間は役職に見合った職務を全うしなければならない。

このように遊び心のある“夢会議”で、和気あいあいと社員がひとり3分の夢を語る。

いや会議に参加したら必ず自分の思いを語り、何かひとつ必ず決めることにしている。

ひと言も発しない人は次からこの会議に参加させてもらえなくなる。

そしてこれからが本題である。

語った夢を実現させるための夢年表をつくるのだ。

その夢を達成するためには何が必要なのか、どんな技術を習得しなければならいかといった具体的なことを、みんなのアドバイスをもらいながら仕上げ、必ず達成しようと誓うのだ。

必要と思えば会社からも提供できるものを提供する。

ここからその趣旨に賛同した派生会議も生まれてくる。

中里さんは出席しないが、キーホルダー会議、だるま会議、越後屋会議、秘密会議、ファイアーエンブレム会議、かしまし会議・・・・・・等などフレキシブルに気のあった仲間が集まる。

こうして“夢会議”が広がっていき、社員のコミュニケーションが円滑に行われるようになっていく………。



<3>へつづく。

(実際に訪問した際のインタビューを元にしています)





それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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プチ自慢は商いへの道

2012-11-05 09:56:45 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

朝から曇っています。
昨日、桐生市にある群馬大学工学部構内で行われた「クラシックカーフェスティバル」に出かけました。
行く道から空を眺めたらどこにも雲が見当たらない、これこそ“雲ひとつない”空で、まさに快晴を絵に書いたような空模様でした。
午後になって少しずつ雲も出てきましたが、ずっと晴れて気持ちのいい秋の一日でした。
その陽射しの中、クラシックカーたちは自分を見てくれと主張するように、それぞれの形ぶりを披露していました。

▼その中の一こま





今朝は昨日とは違って曇り空での夜明けです。
曇というよりは薄曇りというような感じです。
でもこれから徐々に曇が勝っていき、夕方には雨になるという予報です。
ここ前橋では雨のマークが出ていませんでしたが、明日には雨になるようです。
この季節の雨の日は冷たくて、冬を思わせるような天候になります。
明日もそうなるのでしょうか。


さて、昨日はクラシックカーフェスティバルに行ったということを冒頭で伝え、クルマたちが自分を見てくれと主張しているようだと書きましたが、それは詳しく言うと、クルマの持ち主たちがそう言っているようだということでもあります。

みなさんはそれぞれ自慢のクラシックカーを持ち寄り、プチ自慢をしたいわけなんですね。
「どうだ、見てくれ。おれのクルマ」ということなんですね。

で、不思議とその人たちを見ると、女性が少ないというか、昨日はほとんどクルマの持ち主たちは男性でした。
こういったメカものを集めるというか、所有したいと思うのは男が多いようですね。

私が中学生の頃はまったプラモデル(この言葉は最初マルサン商店の登録商標でしたが今はどうなんでしょうか?)も、コレクターはすべて男でした。


で、みんな自分のクルマを自慢したいために、わざわざ手間暇金をかけて手入れするわけですね。
その手入れのいい状態を見せたいわけなんです。
ということはちょっとは自分そのものを自慢したい、ということでもあります。
言ってみればわがプチ自慢、ですね。

こういったプチ自慢を助ける商いというものは、とても粗利があっていい商いになります。
お金をかける、ということです。
そこには安い高いという金額の概念は入ってこないんです。
どんどんお金をつぎ込む、というわけです。


じゃあそういった商いを見つけるには、どうするか?

それは………、
それは………、
それは、自分がそれにのめり込むことですね、一番早いのは。
まず一番には、自分からそのことを大好きにならなければ、うまくいきません。

自分がその道の権威になることが一番の早道です。


あなたは今どんな趣味を持っていますか?
その趣味にもっと深く入っていくと、商いの道が開かれていくようにも思います。
もし今の商売がうまく行かないのなら、思い切ってそちらに鞍替えしてみては?

そしてもしあなたの商売が今うまく行っていないのなら、その仕事のことをもっともっと好きになってください。
そうすると違った明日が見えてくるはずです。


さあ今日もがんばろう!

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クラシックカーフェスティバル

2012-11-04 09:36:26 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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秋というのに冷え冷えの朝晩です。
今朝は昨日以上に、というか以下に、冷たくて、温い布団から抜け出るには勇気がいりました。
朝方の空は雲も上空にはなく、すっきりと快晴です。

この数年思うんですが、秋という時間が短くなったと思いませんか?
暑い暑いと言って汗を拭っていたのは、つい1ヶ月ほど前です。
それがもう初冬です。

この感覚、数年も前からしています。
夏が長くなったのか、秋が短くなったのか、どちらかといえば、夏が長くなったように思えます。

5月から10月中旬まで夏が続いて、その後数日秋だと思ったら、すぐに冷たい季節になってしまいます。
自然は、山々ではきちんと紅葉が始まり、だんだんと里に下りてきているように思えますが、平地ではその感覚が薄く、すぐに冬になってしまうような感じです。
いやな感じです。

ジァイアンツが3年ぶりに優勝しました。
やはり日本シリーズともなると、見る方も力が入ります。
そして普段よりもハラハラ。
隠れジャイアンツファンとしては、ね。

さて、先ごろのニュースを見ていて気になったのは、野田首相の演説時での言葉のつまり、です。
もしかしたら、脳梗塞の兆候ではないかと危惧しています。
親しいお医者さんがいれば、すぐに検査するようにアドバイスした方がいいのに、と思います。
杞憂であればいいのですが。
他人事(ひとごと)ながら、気になります。


桐生では今、というより、10月27日から今日まで「桐生ファッションウイーク」というイベントを開催されています。
桐生市内全体で、もうずいぶんと前から行われている、桐生商工会議所のファッションタウン桐生推進協議会主催の秋のイベントです。
調べてみたら今年で17回目だということです。

私が見たいのは、その中の「クラシックカーフェスティバル」です。
群大工学部のキャンパスでよだれが出るようなクラシックカーたちがずらり並ぶんです。
この催しは単体でもけっこう有名で、日本全国からかつての名車が集まってきます。

今年はどんなクルマが集まってきているのか、愉しみです。
私以上に奥さんがクラシックなスタイルのクルマが好きで、もっと愉しみにしています。


さて、そのイベントが済むと、今度は11月19日、20日のえびす講が商業関係のイベントになります。

桐生には、兵庫県西宮市にある西宮神社の関東に唯一の分社、西宮神社があり、とりわけ北関東で有名です。
関西では1月10日の“えべっさん”で、「商売はんじょ(う)で、笹持ってこい」というかけ声が聞こえてきそうですが、こちらでは笹の代わりに、熊手になります。掛け声は~? 聞かないですねえ。

私が桐生に住み着いたときにはまだ、このえびす講が盛んで、その日は各商店も稼ぎ時ということで、店先にまで商品を並べて、道行く人たちに声を涸らして販売し、そしてよく売れもしたのですが、最近ではそれも影を潜めて、えびす講だからとわざわざ大売り出しをしない店も増えてきています。

消費者が全然乗らなくなったということもありますが、寂しいことですね。

またその年の秋がいくら寒くならなくても、えびす講の日になると、冷たい風が強く吹いたという記憶もあります。
今年はどうでしょうか。
というより、もう冷たい風が吹いているよね。



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リーダーの仕事

2012-11-03 09:29:48 | 生き残るということ
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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朝からよく晴れています。
昨夜の放射冷却で、ぐ~ンと冷えました。
なので、いよいよ電気毛布の出番となってしまいました。
去年よりもうんと早いような気がするなあ。
外に出ると季節風が強く吹いていて、天気予報では木枯らし一番という声は聞けませんでしたが、私の中ではまさに木枯らしでした。
北に向かって歩くとその寒さと風に、心が折れそうになりました。
暑かった分寒くなるのも早くなるのかなあ。
猛暑の次の冬は寒いっていうしなあ。(私だけ?)

冬に向かって一直線、というところですか。


さて、さて、と。
世間的には、今日は「文化の日」で、祭日です。
でも土曜日が休みの人が多いので、あまり土曜日の祭日というのはピンと来ませんね。

で、そうなると出てくるのが、土曜日の祭日の場合も月曜日を振替休日にしようとか、いっそ11月の第一月曜日に文化の日を持っていこうとか、そういった議論が、だいたい官庁とか国会あたりで出ますね。

そうしてずいぶんと、月曜日に祭日が振り替えられていきました。
その日の謂れを無視して。
文化の破壊はそうしたちょっとした“融通”から始まります。


何でもちょっとしたことから始まるのは、文化の破壊だけではなく、世間にはゴマンとあります。
数日前の日本シリーズの第4戦でしたか、日ハムがサヨナラ勝ちしたゲームも、1塁のエラーからでした。
(まああれは無回転で曲がっていったので、グラブで追いかけてもボールが逃げていくんですよね。本田のフリーキックと似たようなもので、捕るのは相当難しい技術がいりますが)

あんな時は、それこそ、その前のゲームの沢村投手の続けざまのデッドボールのときに、主将の阿部がポカリッと頭を殴り、冷静にしたのでその後大きい傷にはなりませんでしたが、あのエラーの時は大事なシーンなんですから、監督が出ていって、エラーした選手(誰だったっけ?)のお尻でもポ~ンとたたいてひと声かけてやり、さらにはピッチャーにもドンマイとか、気にするなとかひと言言っておけば、また違ったシーンになっていたと思います。
それがリーダーの仕事でもあります。

それはまた、日頃のみなさんの仕事にも通じますね。

毎日の業務では本当に小さなミスや失敗が数多くあります。
それに気がつき、そのときそのときにきちんと対処しておけば、何のことはないことなんですが、そういったものほど「まあたいしたことないや」で放っておきます。

そのことが後々大きなことになっていき、とんでもない大失敗とかミスになって顕在化してしまうんですね。

どんなリーダーや経営者の方でも、それはいいますが、ミスを犯した人は何とか事なきをえようと隠し、なかなか最初の小さなことは表面に出にくいものです。

だからリーダーや経営者は、部下には日頃からミスや失敗をその都度絶対に起こらないことが必要で、ミスが出たらその原因を探り、全員でその対処をするということが社内的にぜひとも必要な体質です。

個人を叱らないということ、逆にそのミスを出した個人を、よく今のうちに出してくれた、と褒めるぐらいの度量の大きさを示したいものです。

と言って、もなかなかそこまでの度量を示せるリーダーはいないんですけどね。
だからそういうリーダーがいる企業が伸びていくんです。

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データの活用も

2012-11-02 09:16:26 | 売上アップ
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11月も早くも2日です。
今朝はよく晴れています。
朝6時頃に起きだした時はまだ暗くて、空の状態も把握できませんでしたが。
朝日に川向こうの紅葉しかけた桜がくっきりと浮かび上がっています。
11月ともなると早い朝ではもう手が冷たく、さすりながらこのキーボードを打つ始末です。
かといって暖房を入れる状態でもないし、辛い時期ですね。
まあそれも早朝のうちですが。
今日は冬型の気圧配置になって、もしかしたら木枯らし一番が吹くかも知れないということです。
ゴミ捨てで外に出ると、やはり寒かったですね。

昨日は一日中あまり晴れなくて、私なりの表現では薄晴れでした。
薄曇りよりは晴が勝っている、という状態ですかね。


昨日伺ったあるお店で店長とあるお店のことが話題になりまして。
10月5日付の日経MJに載った町田市にある家電ショップです。
読まれた方もあるでしょう。
お客様のデータから顧客を絞り込み、徹底的にサービスをすることで、大型家電店に勝つ、というよりも、共生していく方法を語った記事です。

で、昨日伺ったお店の店長は、その記事から、書かれていることをマトリックスに落とし込んで表にしていました。
すごいですねえ、新聞記事をきちんと自分のものにしているんです。
1ヶ月2,008円のMJをここまで利用すると、元以上のものが自分のものにできますね。


で、そこからどのように自分の店のものにしていくかということになりました。

自分の店の顧客データを分析してみることですね、まずは。
そこから出てくる特長を箇条書きにして書き出す。
先ほど作ったマトリックス内の項目を消し、自分が書き出したものをそこに当てはめていく。
そうすると、それですぐに自分の店の顧客データを元にしたマトリックスが完成するというわけです。

そうなるともうと後は簡単です。

どのクラスのお客様にDMを出せば、最初の予算で最大の効果が期待できるかピンポイントで分かるわけです。
でそれが成功するかどうかはやってみなければ分かりません。

しかしたとえそれがうまく行かなくても、原因が見えるわけですから、次にどういう手を打てばいいか、分かります。

そういうようにしながらデータの精度を上げていけば、だんだんと打つ手に手応えも出てくるというものです。



データは常に過去のものです。
今日手に入れたデータでも、すでに過去のものです。
しかしその過去を探ることによって明日が見えるということもあります。

データに縛られると何もできなくなりますが、活用する方法によっては生きたものにできます。
あまり過去のデータに頼ってほしくはないんですが、使い方次第では活かせることもあるということです。



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「街ゼミ」って?

2012-11-01 08:36:53 | 商店街の再生
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さていよいよ11月。
2012年冬へのとば口に立ちました。
指先の冷たさも本格的になってきまして、こうしてキーボードを打つ指先も冷たくって、たまにハア~と息を吹きかけたくなるほどです。
昨日は夜明け頃はよく晴れていましたが、すぐに曇ってきて、どうなることやらって思っていたら、やはり曇ったままでした。へい、お粗末様というところですか。

今朝も曇っていて、けっこう指先が冷たいですね。
とキーボードを打っていたら、何と細かい雨が………。
とうとう自分から湯沸かしのスイッチに指を触れてしまいました。
いつもはわが奥さんが押すまでは我慢していたのですが………。
季節に負けた! 


さて、昨日はハロウインでしたね。
▼これはわが家の玄関にあるカボチャです。



 もちろんイミテーションですが、幅が20cm近くある大きなものです。
 訪れた人が一様に驚きますね。
 まあそれが楽しみで置いているわけですが。
 雑貨店で販売されていたんですが売れなかったようで、あるとき値段が下げられていました。
 そして私を呼んでいる(?)ように思ったので、買ってしまいました。
 bk(ばか)、ですか?
 笑ってやってください。


さて、昨日は午後から前橋元気プラザ21で開かれた「街ゼミ」を、ヒョンなことから聴講してきました。
最近各地の商店街がこぞって始めた持続性のあるイベントです。
商店街で店を開いている商店主が持っている、商品に関する技術を、一般の方に教えるというもの。

これは今までにはないイベントで、これには私は賛成です。
やっと自分たちでできることが分かってきたのかなあという気もしますが。

遅くても、始めることには遅いことはない。
これは私が起業した時の挨拶状にも入れた言葉ですが、気がついても何もやらないよりは、遅くてもやり始めた方いいと思います。
とにかくなんでもまず一歩踏み出さなくては何も始まりません。

で、その内容ですが、最初に講演された、日本でほぼ最初に「街ゼミ」を始められた岡崎市の松井洋一郎さんは、ものすごく情熱的に「街ゼミ」の効果を語ってくれました。
それで思ったのですが、それ(街ゼミ)って、昔は各商店で毎日の接客でやってきたことじゃなかったの、ということです。

お客様の分からないところを懇切に説明して、ひとつの商品を手にしていただくということ、です。

結局バブル時代に手放した接客方法にまた戻ってきたということ。
そういうことなんです。

だから、というわけではありませんが、そのままの接客で通してきたお店はちゃんと残っているじゃないですか。


さて昨日のその後の事例発表で面白かったのは、館林の事例の中で、うなぎ屋さんの街ゼミだけが聴講者ゼロだったという件(くだり)です。
で、渡された資料を見てみると、タイトルが「うなぎについてエトセトラ」でした。
これじゃあ集まらないや、って思いました。
自分のほうから教えてやろうという意識だけで、お客様のニーズを全然とらえていないということですね。
せめて「おいしい蒲焼きたれの作り方」などにすれば、主婦の方なんかがわんさと押し掛けたことだと思います。

残念!(古いなあ)



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