言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

取材歓迎と拒否の店

2013-08-01 08:05:38 | 接客


こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


もう今日からは8月です。
暑さもまた本格的に戻ってきました。
その暑さも楽しむようにお店を運営してほしいですね。
しんどいでしょうけど。

昨日も雲の多い一日で、蒸し暑くて、気温以上の暑さを感じました。
昨夜から雨が降っていましたが、朝方には止みました。
また降りそうな気配ですが。
今日ももちろん蒸し暑くて、じっとりとしています。
今日は木曜日で、太田商工会議所へ伺う日ですが、相談先の都合で1時間早く、相談先への直乗りです。


さて、テレビのバラエティを見ていると、いろいろなお店にタレントが入っていって、試食するというのが定番であります。
あらかじめアポを取っているので、その場での拒否というのはありませんが、たまにはアポなしでいくという企画のものもあります。
そんなときに取材拒否の店などがたまに出てきます。

そしてさらにはタレントの知り合いとか、行きつけとかいうことで、取材拒否の店だけどタレントの知り合いということで、そのときだけOKというお店もたまにあります。


まあそれはさておいて、ほとんどのお店は取材OKで、そうしたお店はあらかじめアポイントを取っています。
番組上は、それでもアポを取っていないで直接入っていくという、まあやらせとは言わないまでも、やらせに近いこともよくあります。

アポを取って取材にいくお店のほとんどは、あらかじめテレビ局にPRをしていまして、テレビ局では無数のPR依頼の中からこれはというものを抽出して、取材にいきます。
従って、そこでまず選ばれなくてはどうしようもないわけですね。

またもうひとつの選ばれ方としては、タレントなどの評判をもとに“ちょっと面白そうだな”とか、そしてもうひとつは、これは結構多いのですが、他局の放送をディレクターやプロデューサーがチェックしていて、自分の企画に合うお店をそこから選ぶということも多くあります。

一番多くバラエティを見ているのは、実は他局のディレクターであったり、プロデューサーであったりします。
業界情報の新聞や雑誌を見ているのも、やはり他社の同一部門なんですね。

鵜の目鷹の目と言いますが、目を皿にして、面白い情報を探しています。
その情報探索の中に、うまくあなたのお店の情報が入り込めば、めでたく取材ということになります。


さて、あなたのお店はそういったテレビなどのマスコミ取材大歓迎のお店ですか?
それとも、取材なんて断固お断りのお店ですか。

かっこつけて「断固お断り」というところもありますが、それはそれでお店のポリシーとして、守ってほしいと思います。
なぜ「取材拒否」なのかというと、ほとんどはやはり顧客を大事にしたいということが上げられます。

取材を安易に受けると、ある時を境に、ドドッと今まで来たこともないようなお客様で店内が溢れ返ります。
そうすると今まで贔屓にしてくれていたお客様は、その混雑に嫌気がさして、来なくなってきます。
しかし、その代わりにドドッとやってきた新しいお客様が顧客になることはほとんどありません。
そういったお客様は、物珍しいところが好きなだけのお客様であって、違う物珍しい店があると、今度はドドッとそちらに向かっていきます。

そしてその後に残るのは?
そうです、荒れた店内と店員さんと、閑古鳥の跳梁ですね。

またテレビなどで紹介されたお店などでは、そのいっときの繁盛ぶりに有頂天になり、肝心の味が疎かになったりというありきたりの法則的に、店が駄目になっていきます。

もちろんテレビで紹介されて、どんどん繁盛を広げていくお店も中にはありますが、それはどちらかというと少数です。
たいていは、2、3ヶ月の短い繁盛のあとは、閑古鳥に占領されるという顛末を迎えるのが常です。

私の持論としては、宣伝は最初以外はマスコミなどに頼らずに、こつこつと地味に商いを続けていくことが自分のお店を守る意味で、正解ではないかと思っています。

いっときの浮かれ気分でお店はずっと繁盛していくほど、甘くはありません。

どちらかというと辛いときの方がほとんどです。

その辛いときも笑顔を保ち、いかにお客様に親しんでもらえるかというのが、お店をいつまでも長く保つ秘訣のような気がします。


それでは、また明日。
今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


さて、わたしは現在、このブログでもたまに出てくるように、太田商工会議所で店舗支援のコーディネーターを委嘱されて活動しています。
また関東経済産業局中小企業支援ネットワークという長い名前の専門家登録をしていまして、昨年度は数件の案件をまかされました。

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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