全豪オープンテニス始まりました

昨日から今年最初のグランドスラムである、全豪オープンが始まりました。この大会は男女とも128人が出場しますので、日本人選手もかなり本戦出場しています。

何といっても錦織ですが、今回は第7シードとなりました。ドローについては、かなり厳しいところに入っています。あまり先の話をしても意味がないのですが、Ｎｏ１のジョコビッチ山に入ってしまいました。ですから順調に勝ち上がっても、準々決勝がジョコビッチになってしまいます。しかしそこまで残れるかが問題で、1試合ずつ勝ってくれることを祈るしかありません。

グランドスラムですので、WOWOWが一日中ライブ中継をしていますし、今回は錦織の試合は夜NHKも流すようです。オーストラリアは日本と時差2時間で、日本のほうが遅れていますので、朝9時から夜10過ぎまでずっと中継しています。朝起きてテレビをつけると、関東地方もかなりの積雪で、その話題ばかりでしたが、私に家の方は異様に雪の少ないところで、全く雪の気配はありませんでした。

錦織の試合はNo1コートの第一試合で、朝9時からのスタートでした。相手はランキング34位という、シード選手以外では最も順位が高いドイツの選手で、錦織とは初対戦でした。初戦がこのような強敵と当ってしまうというのは、やはり錦織はドロー運が悪いようです。

9時前からテレビの前で応援の準備をしていましたが、会場は第一試合でもほぼ満員で、多くの日本人観戦者が映し出されていました。実はこれが不思議なのですが、この大会は2日間で行いますので、錦織を見たいと思っても、初日に出るか2日目か、またコートもたくさんあるのでどのコートでやるかは、前日にならないとわからないのです。良い席はかなり前に予約しないと取れないはずで、この観客は予想の当たった運のよい人たちかもしれません。

さて錦織の試合ですが、なかなか良い出来のようなスタートでした。動きや表情もよく、これならばと期待して見ていました。テニスはちょっとしたミスで、どちらがとるかが決まってしまいますので、常に集中が必要とされます。試合は対のまま進んでいましたが、最後にブレークして1セットを取りました。このまま良い流れをキープし、3－0のストレートで勝つことができました。

そのあとすぐ奈良くるみの試合が始まり、ハードヒッター相手に良い試合をして勝つことができました。次が若手期待の西岡でしたが、やはり力不足で負けてしまいました。最後が女子若手の日比野でしたが、相手はシャラポアで、頑張ったところはあったのですが、全く歯が立ちませんでした。昨日は一日中テニス漬けでしたが、これから2週間、十分楽しめそうです。