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ウインブルドンテニス決着

2018-07-17 09:48:20 | テニス
先週からのウインブルドン(グランドスラム・芝コート)は錦織が初めてのベスト8進出を果たしたことまで書きました。

今大会の特徴は20代前半の若手がベスト8に1人も残りませんでした。なかなか世代交代も難しいものです。

さて錦織の準々決勝は元王者ジョコビッチとの対戦となりました。ここまでジョコビッチには12連敗していますので、何とかここで一矢を報いてもらいたいし、そろそろそういった力も出てきていることを期待していました。

1セットは錦織のどこが悪いというわけではないのですが、じわじわ押し込まれる感じで3-6で取られてしまいました。ところが2セットになりやっと錦織がギアを上げたのかよいショットが決まり始めました。ジョコビッチの強さはどこに打っても厳しく返す鉄壁の守りですが、錦織のショットがそれを上回りだしたのです。これを6-3で取りましたので大いに期待しました。

運命の3セットになると明らかにジョコビッチの球が速くなってきました。本当に激しく高速の打ち合いとなりましたが、ややジョコビッチが上回っていたようです。このセットを2-6で取られると、4セットも流れが変わらず2-6で取られ敗退しました。

この準々決勝は錦織世代のラオニッチもイズナーに敗れましたので、なんと準決勝進出の4名はすべて30歳以上という、数年前の大会のようなメンバーとなりました。ここで波乱が起き芝の王者の第1シードのフェデラーがフルセットのロングゲームの末アンダーソンに敗れしまいました。

この準決勝のイズナー-アンダーソン戦がすごい戦いとなりました。両者ともに長身のビッグサーバーという、似たようなタイプの戦いで毎セットタイブレークになり2:2でファイナルセットに突入しました。

ウインブルドンのルールはファイナルセットは6-6になってもタイブレークは行わず、2ゲーム差がつくまで続けることになっています。これをロングゲームと呼んでいますが、2人の戦いはずっとキープが続き、なんと50ゲームまで行き26-24でアンダーソンが6時間半のゲームを制しました。

このため事実上の決勝戦と思っていたジョコビッチ-ナダル戦は、ジョコビッチが2:1とリードした時点で次の日に順延となりました。この試合も本当に接戦でどちらが勝つかわからない展開でしたが4セットをナダルが取りファイナルセットにもつれ込み、しかもロングゲームとなりましたが、10-8でジョコビッチが勝利しました。

決勝戦のジョコビッチ-アンダーソン戦は最初からジョコビッチ有利で進みました。やはりアンダーソンは疲れがあったのかもしれませんが、常にジョコビッチに主導権を握られ6-2,6-2、7-6のストレートでジョコビッチが優勝しました。

すでにレジェンドと呼んでもよさそうなジョコ、ナダル、フェデラーをいつだれが破るのか、テニスもなかなか難しいものです。


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