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マスク生活などコロナ対策で免疫力が低下?

2022-06-09 10:27:55 | 健康・医療
新型コロナ感染者数はまだ安心できるところまで減少していませんが、政府は暑くなってきたことからマスクを外す方向で検討しているようです。

ただ日本人は基本的にマスクが好きなようですし、2年以上マスク生活が続いていますので簡単にはなくならないような気がします。このところ欧米でのテニスの試合を観戦していますが、観客は全くマスクをしておらず、日本との差が大きい気がします。

ここにきて懸念されているのが、コロナ禍の生活による「免疫異常」で例えば現在世界で次々に確認されている原因不明の小児肝炎などは感染対策が原因の可能性があるようです。

ある説によればヒトの免疫システムは3歳ごろまでに確立するのですが、衛生環境が良くなり細菌感染が減ったため、細菌免疫と呼ばれるシステムができず、役目がなくなった免疫が過剰に活動することによって「花粉症」が増えたということをいう専門家もいます。

現在のウイルス感染症として、オーストラリアでは日本脳炎が始めて流行し、イスラエルではポリオが30年ぶりに確認されています。またシンガポールではデング熱、ケニアでは1995年以来の黄熱が流行しています。

こういった感染症は蚊が媒介しますので、マスクの有無は直接は関係しないのですが、コロナが収束に向かう中でこうしたことが起きているというのは不安材料なのかもしれません。

また最近報道されている「サル痘」というウイルス疾患があり、アメリカ、イギリスなど15か国で患者が確認されています。こういった感染症はアフリカで拡大するイメージがありますが、欧米でというところが懸念されています。

こういった現象がほんとうにコロナでのマスク生活が関連しているのでしょうか。マスクをせずに自由に外に出ることによって自然と免疫が訓練され、強化維持されてきたという説もあります。

マスクやしっかりとした消毒、リモートでなるべく人と合わないようにしたり外出も自粛という生活は、持っている免疫がやはり落ちてきてしまうということです。

また免疫低下だけでなく、ウイルスなどに身体が過剰に反応してしまい、自己免疫疾患やアレルギーなどが突然起こってしまうケースもあると指摘されています。

しかし私はこういった免疫低下は、マスクや消毒といった感染症対策ではなく、ワクチンの多重接種で引き起こされるのではないかと思っています。

免疫反応は異物が入ってきたときに抗体を作って体を守るというものですが、ワクチンによって常にコロナ抗体が過剰に存在するというは、免疫システムにとって異常事態といえるような気がします。

ただしヒトの免疫システムは非常に柔軟性に富んでいますので、どちらにせよあまり気にするほどのことではないような気もしています。


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