今回まず途中にある岐阜東農地域の代表的観光地恵那峡へ行き、風光明媚なフォト
スポットである渓谷を見る事無く奥の大井ダムを見てきました。
ダムへ行く道は細いが見学者用駐車場も完備され車で不安はなく行ける。
ここが日本最初の発電用ダムとは地元だが知らなかった。
大正時代の電力王と言われた福沢桃介が手掛け、大工事の末大正13年完成
大河ドラマ「春の波濤」でも出てきたわが国の言うまでもない産業遺構です。
ダム下の岩盤補強のブロックの造作に目が行く。
なんだこの複雑なコンクリートの絡み合いは。何か近未来生物が出てきそうな
雰囲気。
ダム上部は細いながら向こう岸まで歩くことができる。
照明がレトロでお洒落な作りで点灯時も見てみたい。
大井ダムより恵那峡湖面を見る。遠くに見えるは恵那山。「去年登ったなーもう無理だなー」
下流側を見る。県道72号線の東雲橋(しののめばし)
恵那峡を一周できるトレッキングコースがあり対岸の道よりダムを望む
東雲橋 狭い橋なのですれ違いは注意
東雲橋よりダムと大井発電所を望む
発電所も大正12年完成の歴史ある施設
ダムを後にし国道257号線に出て北上256号線との複合区間で真新しいトンネルが
見えてきました塞の神トンネルです。
トンネルへの手前に山側に入る旧道があり、旧隧道もすぐ目に入ります。
近ずくと残念ながら鉄格子で固く閉鎖されている。
1966年開通 461m
中を覗くと非常にきれい、下は掻いた跡があり定期的に清掃されているようだ。
車は何とかすれ違えれそうな幅はある。
ライトが届く範囲内では何もない様だ、これなら今からでもすぐに走れる。
隧道入口の鉄格子にもたれて撮影、付知町の地名板と蛇行注意の標識が残る。
付知町側の扁額、「ずい」はひらがなだ
左側に丸太の階段がある、隧道の上に登れるようだ
林業用の管理道のようだ、登って上から隧道入口を見る。
新塞の神トンネルを通り旧加子母村側に出る。
(新塞の神トンネル、加子母側 石ブロック組の味の入口だ)
新トンネルに脇に横道がある旧道だ
付知川には無かった車止めが置いてある、ここから歩きか
200mぐらい歩くと見てきました加子母村側入口
こちらも鉄格子で見学不可能
こちらは内部表面が吹き付けされていた付知側の様にコンクリの継ぎ目は見えない
又オレンジの反射板もこちら側には無い様だ。
(加子母村側扁額)
旧道に残るの加子母村の地名板
隧道自体はしっかりしており危険なく通行できそうだ。
ぜひ中を通て向こう側に出たいもんだ、一般公開してイベントなどを
やれば受けると思うが。
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