(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−161(南北朝合一)
52.南北朝合一 時代は第3代室町将軍足利義満のときまで遡る。 <第3代室町将軍足利義満> ...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−160(戦乱の時代へ 永享の乱・享徳の乱)
51.戦乱の時代へ(続き) 51.2.永享の乱 話は、足利義教暗殺前に戻る。 室町将軍と鎌倉公方の対立 鎌倉公方は、室町幕府初代将軍の足利尊氏の子足利基氏の家系が代々世襲し...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−159(戦乱の時代へ 第6代将軍足利義教)
51.戦乱の時代へ 51.1.第6代将軍足利義教 第6代将軍足利義教は嘉吉元年(1441年)6月、猿楽を鑑賞していた時に、乱入してきた赤松家の武士に首をはねられ殺害された。 ...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−158(鎌倉時代と室町時代)
49.鎌倉時代と室町時代 49.1.武家の移動 鎌倉時代の初めまでは、人々は遠くに移り住むことは少なかった。 有力な武家でも、分家した一族は惣領の近隣の地に住み、その地を開墾...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−157(出羽鋼)
48.出羽鋼 古くから邑南町一帯はたたら製鉄が盛んに行われ、特に「出羽鋼」と称する鋼は「千種鋼(兵庫県)」や「印賀鋼(鳥取県)」と共に鎌倉・南北朝時代より全国的にも有名な勝れた鋼...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−156(耳たぶ伝説)
47.耳たぶ伝説 江津市桜江町坂本に「耳タブ伝説」というものがあった。 「あった」というのは、現在では、地元でもほとんど知られていないし、また当該地は国道設置(国道261号線、...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−155(石見神楽と大元神楽)
46.石見神楽 神楽は日本の神道で神事の際に、神様に奉納する歌舞のことである。 神楽の語源は「神座(かみくら・かむくら)」が転じて神楽となったと言われ、神座は「神の宿るところ」...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−154(佐波家の紛争)
45.佐波騒動 南朝方だった佐波氏は、高師泰の石見討伐隊との攻防で、観応元年/正平5年(1350年)8月に城主の佐波顕連が討ち死にし、青杉城が落城した。 顕連のあとは嫡男の実連...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−153(邑智郡の寺領荘園)
44.室町期の邑智郡の寺領荘園 室町期に川本の小笠原氏による寺領の寄進があったと、島根縣史、邑智郡誌などにある。 ...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−152(都治家騒動−4)
43.都治家騒動 43.4.都治家騒動物語 43.4.6.土屋氏のその後 宗信は念願の海外交易を開始した。 ...