(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−32(立岩伝説−4)
12. 高野聖 喜多八幡宮と南八幡宮の例祭 大田市大田町にある、喜多八幡宮と南八幡宮の例祭は10月15日に行われ、両社の祭礼前、「大田両八幡宮祭礼風流」と呼ばれ...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−31(立岩伝説−3)
11. 理源大師 立岩伝説に関わりのある、理源大師についても触れておく。 理源大師とは平安時代の真言宗の僧聖宝であり、宝永4年(1707年)に東山天皇より理源大師の諡号を贈...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−30(立岩伝説−2)
10. 役小角 役小角は奈良時代の山岳呪術者で、役行者、役優婆塞ともいわれる。 役の小角は神変大菩薩とも仰がれ、また修験道を開いた元祖として、多くの人々に親しまれており、今でも...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−29(立岩伝説−1)
9. 立岩伝説 9.1. 立岩の神変大菩薩石像 甘南備寺から国道261号線を東(因原方面)に約500m進むと、左側に小さなお堂がある。かなり、小さいので...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−28(石見の四王寺−2)
8.2. 邑智郡誌に見る「石見四王寺」 島根縣史第五編「国司政治時代」にも石見四王寺についての記載もあるが、内容が似かよっているので、ここでは邑智郡誌から四王寺について述べていく...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−27(石見の四王寺−1)
8. 石見海岸線の国防、石見の四王寺 6世紀から7世紀の朝鮮半島では高句麗・百済・新羅の三国が鼎立していたが、660年に百済は、唐・新羅連合軍...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−26(弘法大師−5)
7.8. 甘南備寺落慶法要と真言宗の布教 弘仁10年(819年)6月、上流から来た大船(長さ約11m、幅約1.2mの物資運搬用の舟)が渡村の渡...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−25(弘法大師−4)
さて、甘南備寺の話に戻るとする。 7.6. 甘南備寺略縁起 かつての甘南備寺略縁起(現在は簡略化されている)には次の記...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−24(弘法大師−3)
7.4. 弘法大師にまつわる石見地方の口碑伝説 日本各地には数多くの弘法大師伝説があり、その数は5000件を上回る。 石見地方、邑智郡...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−23(弘法大師−2)
7.3. 長安での空海 遣唐使一行が長安へ入ったのは延暦23年(804年)(唐歴貞元20年)12月23日であった。 長安は現在の陝西省西安である。 長安は西...