(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−163(大乱の序章 斯波氏の内紛・将軍家の内紛)
53.大乱の序章(続き) 53.2.斯波氏の内紛 53.2.1.斯波氏 斯波氏は足利氏第4代当主足利泰氏の嫡男であった足利家氏が祖である。 家氏が誕生したとき、その母は正室...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−164(応仁の乱−1)
54.応仁の乱 椀飯(おうばん) 椀飯とは、他人を饗応する際の献立の一種で、平安時代から始まっている。後には饗応を趣旨とする儀式・行事自体をも指した。 室町幕府においては、有...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−165(応仁の乱−2)
54.応仁の乱(続き) 54.5.応仁の乱(2) 54.5.1.大内政弘 大内政弘は、室町時代の文安3年(1446年)、大内氏第13代当主・大内教弘の嫡子として生れた。 前...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−166(応仁の乱−3)
54.応仁の乱(続き) 54.6.応仁の乱(3) 54.6.1.朝倉孝景の寝返り 文明3年(1471年)5月21日、斯波義廉(前管領)の宿老で西軍の主力であった朝倉孝景が、義...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−167(応仁の乱その後−1)
55.応仁の乱その後 応仁の乱は、足利義政と足利義視が東西に別れて戦った。 この兄弟にはもう一人兄弟が関東にいた。 前述した、初代の堀越公方である足利政知である。 義政、義...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−168(応仁の乱その後−2)
55.応仁の乱その後(続き) 55.3.流れ公方 <足利義稙> 55.3.1.義稙逃亡する 明応2年(1493年)5月6日、幽閉された義稙に事件が起こった。 ...
故郷の風景(42) 石見安国寺
1.安国寺 1.安国寺とは 足利尊氏、直義兄弟は臨済宗の夢窓疎石の勧めにより、後醍醐天皇以下の戦没者の菩提を弔うため、聖武天皇が国ごとに国分寺を建立したことに倣い、国ごとに1寺...
(物語)民話と伝説と宝生山甘南備寺−169(応仁の乱と石見周辺勢の動向)
56.応仁の乱と石見周辺勢の動向 石見周辺の守護 大乱勃発時の石見周辺の守護の所属陣営は次のようであった。 東軍 出雲 京極持清安芸 武田国信備後 ...