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千葉県:船橋市飯山満町にて、エアコン用隠蔽専用回路製作に伴う、点検口新設

2020年05月01日 | その他電気工事
4月14日分

今日は、船橋市飯山満町にお伺い致しました。

先日のリフォームに伴うお客様宅です。今回もよろしくお願い致します。

残すところあと少しとなってきました。今回は1Fの分電盤から、2Fの寝室までエアコン用の専用回路を隠蔽で新設する予定です。

かなりハードルが高いのですが、考えに考えた上実行していきます。

その為にはまず、分電盤近くに点検口を設置しなければなりません。

こちらのお客様宅の造りは結構特殊(失礼!)で、早々簡単に通線出来そうにないのです。

こんな状態で専用回路をそれも隠蔽で行おうとするのは、少々無理があるのかもしれません。

それでもお客様のご要望が強いので、頑張る事にしました。

ご挨拶のあと、はじめていきます。

予定の位置を何度も確認して、開口します。




300×300のそれにしました。

中を確認すると・・・とてもじゃありませんが、通線出来そうにはありません。

まるでツーバイフォーのような造りで、天井面のボードと桟の間には隙間が一切無いのです

VVFを流したい方向は横なのですが、それはこの時点では絶対に無理となってしまいました。。。

どうしますか?

点検口隣のUB上をあけ、さらに確認します。

すると、その桟自体に40Φほどの穴が綺麗に並んで横方向に走っていました。(450ピッチほどで)

この穴がずーっと続いていれば、反対側の庭まで通線出来るかもしれません。

それには1F和室の上も開口しなくてはなりません。

一か八かそれを決行しました。

すると、その穴は等間隔に庭方面まで開いているようでした。

これならいけるかも?

できるだけ正確に庭側から50Φの穴をあけてみました。

開けた近くに40Φの穴が見えました 

ここからその穴に向け、ロッドを差し込んでいきます。



ただ差し込むだけでは垂れてしまうので、なかなか上手くいきませんでしたが続けること数回、

やっと和室上まで届きました。(3Mチョッと)


これで半分が終りました。

ここを起点として次は点検口までの間を

同じ様に約3M、UBへ向けてロッドを差し込んでいきます。

そして見事にキャッチ!


ここからVVFを付け和室上まで通線します。


製作した点検口までさらに通線して、


分電盤までの長さを見て、丸めておきます。

外から入れたロッドに、通線したVVFを付け最後の間を通線します。


我ながらお見事でした。

開口した部分をパテで仮に埋めておきます。

予定ではこの後、ここには配管カバーが通る予定です。

その中を配管と一緒に立ち上げ、室内に入線させコンセントを設ける予定です。

この作業は、最終のエアコン工事時に行います。

後述べになりましたが、これが既存の開口部です。

この穴が無かったら、専用回路工事は不可能でした。

1F和室に開けたこの開口部は、後日点検口に換える予定です。


この後、お客様には大変喜ばれました。

作業してこんなに嬉しい事はありません。

次回もまた頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。


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