鳴門海峡の砂からタイルを!
そのアイディアから始まった、美術陶板開発
当時、陶磁器で大型製品を制作することすら難しく
アメリカでも20枚のうち1枚だけしか合格しなかった1m角のタイルを
100%合格という素晴らしい成果を収めました
そして出来上がった「大塚国際美術館」
1mx3mの陶板を並べ、1000余点の名画を原寸大に複製
名画だけでなく、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現されています
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全部複製だし・・・とたいした期待もなく訪れた私の頭をガーンとカナヅチで叩いたのがモナリザでした
有名すぎるほど有名な「モナリザの微笑み」
それまで、あまりにも有名で少し敬遠していたのですが
何年か前に、大塚で出会ったモナリザは私にルーブルに来るように!
と指令を出されました(笑)
そして今年、ルーブルで本物のモナリザと対面し、感動で涙が流れたのです
今回はその報告に、大塚のモナリザに会ってきました
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絵画の他に、システィーナ礼拝堂、ポンペイの秘儀の間などが実際にその場にいるような気持ちにさせられます
その中で、私が一番好きな場所が、スクロヴェーニ礼拝堂です
この礼拝堂を建立したエンリコ・スクロヴェーニの父は高利貸しで財をなした人で
ダンテの「神曲」の中にあさましい姿で登場します
エンリコは父の罪の消滅を願ってこのお堂を建てたそうです
ルネサンス絵画の礎とも言われるジェットの描いた、壁画が圧巻です
青の色がなんともいえません
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かつて、スペインにあったエルグレコの大祭壇衝立画
19世紀初頭、ナポレオン戦争で破壊され、幻の祭壇画となってしまいました
それを、世界で初めて推定復元したのが「エルグレコの大祭壇衝立復元」
プラド美術館から5点、ルーマニア国立美術館から1点、選ばれて復元されています
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ボッティチェッリ・サンドロ「春」
何度言っても覚えられない名前です
大きな作品になると、陶板が並べてあるのが解ります
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レオナルドダヴィンチの
「岩窟の聖母」 ナショナルギャラリーとルーブルの2枚が並べて観れるのも、面白いです
このお部屋の壁には、ダヴィンチの「最後の晩餐」が修復前と修復後、向かい合って描かれています
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ゴッホコーナー
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ルノアールコーナー
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最後は、パブロ・ピカソ「ゲルニカ」
ゲルニカの町に対するナチスドイツの無差別爆撃に衝撃を受けたピカソが
わずか1ヶ月でしあげた大作
時代の暴力と悲劇に敢然として抗議を表明しました
何を描いてるのかよく解らないピカソの絵ですが
このゲルニカの前に立つと、怒り、哀しみが伝わってきます
以前、ピカソ展で「白いドレスの女性」(タイトルは定かではありません^^;)
「盲人の食卓」を観て、鳥肌がたったことを思い出しました
専門的なことは何も解りませんが、すごい人なんだなぁ~って思います
オランジュリーのモネの「睡蓮」もあるのですが屋外にあり全然違う・・・
どうしてかな?と考えてみたのですが
周りの海や緑の自然に、絵画が勝てるはずもなく
屋内で見るからこそ、素晴らしいのかな
と一人で納得したki-rinでした
そのアイディアから始まった、美術陶板開発
当時、陶磁器で大型製品を制作することすら難しく
アメリカでも20枚のうち1枚だけしか合格しなかった1m角のタイルを
100%合格という素晴らしい成果を収めました
そして出来上がった「大塚国際美術館」
1mx3mの陶板を並べ、1000余点の名画を原寸大に複製
名画だけでなく、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現されています
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全部複製だし・・・とたいした期待もなく訪れた私の頭をガーンとカナヅチで叩いたのがモナリザでした
有名すぎるほど有名な「モナリザの微笑み」
それまで、あまりにも有名で少し敬遠していたのですが
何年か前に、大塚で出会ったモナリザは私にルーブルに来るように!
と指令を出されました(笑)
そして今年、ルーブルで本物のモナリザと対面し、感動で涙が流れたのです
今回はその報告に、大塚のモナリザに会ってきました
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絵画の他に、システィーナ礼拝堂、ポンペイの秘儀の間などが実際にその場にいるような気持ちにさせられます
その中で、私が一番好きな場所が、スクロヴェーニ礼拝堂です
この礼拝堂を建立したエンリコ・スクロヴェーニの父は高利貸しで財をなした人で
ダンテの「神曲」の中にあさましい姿で登場します
エンリコは父の罪の消滅を願ってこのお堂を建てたそうです
ルネサンス絵画の礎とも言われるジェットの描いた、壁画が圧巻です
青の色がなんともいえません
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かつて、スペインにあったエルグレコの大祭壇衝立画
19世紀初頭、ナポレオン戦争で破壊され、幻の祭壇画となってしまいました
それを、世界で初めて推定復元したのが「エルグレコの大祭壇衝立復元」
プラド美術館から5点、ルーマニア国立美術館から1点、選ばれて復元されています
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ボッティチェッリ・サンドロ「春」
何度言っても覚えられない名前です
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大きな作品になると、陶板が並べてあるのが解ります
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レオナルドダヴィンチの
「岩窟の聖母」 ナショナルギャラリーとルーブルの2枚が並べて観れるのも、面白いです
このお部屋の壁には、ダヴィンチの「最後の晩餐」が修復前と修復後、向かい合って描かれています
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最後は、パブロ・ピカソ「ゲルニカ」
ゲルニカの町に対するナチスドイツの無差別爆撃に衝撃を受けたピカソが
わずか1ヶ月でしあげた大作
時代の暴力と悲劇に敢然として抗議を表明しました
何を描いてるのかよく解らないピカソの絵ですが
このゲルニカの前に立つと、怒り、哀しみが伝わってきます
以前、ピカソ展で「白いドレスの女性」(タイトルは定かではありません^^;)
「盲人の食卓」を観て、鳥肌がたったことを思い出しました
専門的なことは何も解りませんが、すごい人なんだなぁ~って思います
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オランジュリーのモネの「睡蓮」もあるのですが屋外にあり全然違う・・・
どうしてかな?と考えてみたのですが
周りの海や緑の自然に、絵画が勝てるはずもなく
屋内で見るからこそ、素晴らしいのかな
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どうしておられるのか気になっておりました。
それにしてもすばらしい。
全部複製画でしょう?
どう見ても本物に見える?
近くで見たらいかがですか?
ルネッサンス頃の宗教画は「西洋美術史」で学んだのですが、全て忘れております。
あなたの感性はこれらから醸し出されるのだわ。
天邪鬼の私は皆さんが素晴らしいと言う作品をこのまなかったのですが・・・やはりモナリザには・・・これがあのモナリザかと口では言い表せない思いをしました。本物を見たいこの作品はいつか見に行きます。あなたの様な人と、ありがとうございました。
信じられない程 凄いものなんですね。
絵の具の様にひび割れや褪色の心配も無く良いですね♪
世界の名画・名品が一堂にあって見応えがあったでしょうね!
年末は何かと忙しく、なかなか更新できませんでした
さうざんどさんも、今が一番忙しい時期ですね
お互い、あと少し頑張って乗り切りましょうね
全て、複製の陶板画です
触っても写真をとってもOKです
もちろん、本物には敵いませんが
実際に本物を観れない人にとって
とても素敵なプレゼントだと思います
個人個人、考え方は違うでしょうが、私はとても好きな美術館になりました
「西洋美術史」を学ばれたのですか
羨ましいです。私は勉強をしたことがないので
何も解らないで観てるだけですよ~
ki-rinさんは絵画への造詣が深いのですね~
凄いです^^
私は、ただただ感心して絵を見て
ki-rinさんの解説を読んでいました。
見覚えのある絵も^^
写真もOKだったのですね^^
いつも、いつも素敵なものを見せていただくわ
☆;:;☆;:;☆“ありがとう”☆;:;☆;:;☆
こんばんは
ここの事は知ってましたが 「複製」って事で完全に無視してました
このブログを読ませてもらって pikaoは 一気に興味出てきました
凄いってね 見に行けばもっと凄いのではと。。。
お元気そうで何よりです。
今信じられない思いでお写真を拝見し終えたところです。
タイル?!
それも鳴門海峡の砂からの・・・
複製?!
素晴らしい美術館があるんですねぇ、日本には!
世界中で一つしかないんじゃないでしょうか~?
驚いた点
①これが 1m×3m複製の陶板画
②撮影OK
③ki-rinちゃんの博学な事(^_-)-☆
④これだけの説明が出来る文章力
ki-rinちゃんの輝きは・・・眩しくて 眩しくて
も~ クラクラ~~~(@_@)
も~爪を隠しちゃって~ この~この~~憎いねっ♪
ディープの父さんも絵画がお好きなのですね
大塚でのお気に入りは何なのでしょう~
モナリザは私も同じような感動を味わいました
不思議な魅力のある絵ですよね
是非、ルーブルのモナリザにも会いに行ってください
最初は全部複製だし・・・とあまり期待もしなかったのですが
行ってみて、とにかくびっくりしました
初めこの計画を理解できなかったというピカソの令息も、来て見て賛辞を述べられたそうです
色あせることもなく触ってみることもできます
今回、ダヴィンチの最後の晩餐のマグダラのマリアといわれてる女性の手に自分の手を重ねてみました(笑)
これだけの名画が一度に観賞できるところは世界でここだけですね
とても一日では回りきれません