終戦の日になぜ2度繰り返さないことをマスコミも扱わないのか
戦後68年近代日本の歩みを振り返らないのか。明治以降の日本が取ってきた道のりはあまりにも悲惨なものがあった。富国強兵、殖産興業で国力の増強をはかり、国内産業の振興にともない、海外に安い製品を売ることで欧米諸国の先進資本主義国と対抗した。さらに必要な原材料確保のためと市場拡大のため欧米諸国と競って海外に植民地を獲得すべく侵略を始めた。これが帝国主義の政策であった。その結果植民地の取り合いから戦争をくり返すことになる。日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、太平洋戦争を戦うことになる。いずれも産業の反映による国力の増強で、軍事力の強化により進められた。最後は何処でも軍部の暴走でかたづけてきたが、その源は財閥であり、大企業の存在があったのである。日本が大陸に侵略したのも。資源獲得が目的であった。そしてアジア市場を手にいれる事であった。
さて、この時の起きていた侵略は正当化できるかといえば、できないのである。なぜなら武力を背景にした侵略であったからである。このために多くの日本人が犠牲になっている。また、民間人も何百万という人がなくなっている。日米の戦争である。2つの原爆の投下で日本は最終決断をすることになるが、アメリカとの戦争の犠牲者に対してあまりのも無頓着だと思う。アメリカは敵国であった。中国、朝鮮は日本を敵国と考えるのは当然である。日本が大陸で行った行為については全面謝罪を政府がすべきである。逆にアメリカが日本におこなった行為についても、謝罪を受けるべきだと思う。時として、強い国、戦勝国の良いなりになる事は間違えになることは、戦後の日本は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン紛争で経験してきている。イラク戦争では、大量な化学兵器がイラクが保有と言うことでアメリカが戦争をはじめたが、現実にはなかった。まさに誤りの戦いに加担したのだ。
今安倍内閣の路線は明治以降の戦争路線ににている。不況を脱却するために、自動車を海外で安売りするため、円安をつくりだし、韓国、中国などの新興国と渡り合う、そのため市場拡大のための中国包囲外交を展開している。武力について、憲法を改正して戦争をしやすい国にしようとしている。また、教育についても政治的に利用しやすくするために地方の首長にゆだねる形をとりながら、中央集権体制づくりを狙っているよに思える。いずれ少子化社会の中で徴兵制も視野にいれている。これらの事をするために、画策している。日本国民は今の政権の本当の姿を読み取らないと大変なことになると思う。いま止めないと外国からたたかれ、それで無気になって対抗しようと武力をつかう国になってしまう。核もあるので核武装までするようになったらおしまい。いみじくも麻生副首相が口をすべらしたが、そんなこともあるのかもしれない。恐ろしい。
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