私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

二人の恋の終焉は

2016-07-11 10:57:45 | 日記

 軽大郎皇女が伊予に流されてこの物語は終わるのですが、その最後は。伊予に流された皇女に、皇子が二つ歌を奉って、結果については何も語ってはいませんが、この二つの歌の中からその終焉を伺わせておるだけです。

 その一首は、大変読みずらいとは思いますが、その原書には万葉仮名を使って書かれていますので、最後にそれを紹介そます。

         於褒企弥烏        <オホキミヲ>
         志摩珥波夫利      <シマニハフリ> 
         布儺阿摩利        <フナアマリ> 
         伊餓幣利去牟鋤     <イガヘリコムゾ> 
         和餓哆瀰由瑇       <ワガタタミユメ> 
         去等烏許曾         <コトヲコソ> 
         哆哆瀰等伊絆梅      <タタミトイハメ>
         和餓兔梅烏由梅      <ワガツマヲユメ>

 その内容は
  「大君を島に放逐しても、船に人数が多すぎて乗りきれずに、きっと帰ってくるだろう。」と、ここまでは何とか解釈できますが、この後はどうも???誰か御助けを・・・・・ 


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