軽大郎皇女が伊予に流されてこの物語は終わるのですが、その最後は。伊予に流された皇女に、皇子が二つ歌を奉って、結果については何も語ってはいませんが、この二つの歌の中からその終焉を伺わせておるだけです。
その一首は、大変読みずらいとは思いますが、その原書には万葉仮名を使って書かれていますので、最後にそれを紹介そます。
於褒企弥烏 <オホキミヲ>
志摩珥波夫利 <シマニハフリ>
布儺阿摩利 <フナアマリ>
伊餓幣利去牟鋤 <イガヘリコムゾ>
和餓哆瀰由瑇 <ワガタタミユメ>
去等烏許曾 <コトヲコソ>
哆哆瀰等伊絆梅 <タタミトイハメ>
和餓兔梅烏由梅 <ワガツマヲユメ>
その内容は
「大君を島に放逐しても、船に人数が多すぎて乗りきれずに、きっと帰ってくるだろう。」と、ここまでは何とか解釈できますが、この後はどうも???誰か御助けを・・・・・
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