昨日、友達との会話で知った事
認知症と診断されると預金口座が凍結される
介護保険適用内のサービスを受けるとき
親の保有財産の金額により、同一サービスでも、利用金額に差があるという。
友人いわく
介護施設利用申し込み時に、保有財産の全てを申告しなければ入所させてもらえない。
施設利用金額は、介護保険料を多く納めているから、安く利用できるというものではなく、むしろ多く納めている人ほど利用料が高くなるそうだ。
利用料は、本人名義の財産や年金によって決まるらしい。
共稼ぎ世帯が、子どもを保育所に預けるとき、高所得の家庭ほど保育料が高くなるのと同じ理屈?
しかも、認知症が進み家庭での介護が不能になった時に利用申し込みとなれば、まず入所受付に時間がかかる。
(元気なうちから、どこかディサービスなりで候補を探しておかないと、どこも空きがないと相手にしてくれないそうだ)
その上、家庭で介護不能な状態の認知症であれば、銀行その他金融機関へ連絡がいき預金凍結されて、親の預金からは施設利用料が支払えなくなる。
その後親が亡くなった場合、財産分与の時、立て替えて支払った親の施設利用料は請求してもまず通らない。
生活費の一部とみなされるから
当然、経費としての計上も不可。
立て替えた者の持ち出しとなる。
きちんと親がしっかりしているうちに対策を講じないと、自分達の老後資金を食い潰されることになると…友人は警告する。
彼女はひとりっこなので、お母さんが亡くなったときに、お父さんの口座は全て名義変更したから助かったと言っていた。
今、名義変更は生前贈与とみなされるだろう。簡単にはできそうもない。
それより、本人達が絶対認めない
取られまいと通帳の片付け場所を、転々と変えているぐらいだから…(¬_¬)
回避するには、任意後見制度を利用するぐらいだろうか…
これも、嫌がるだろうなぁ・・・
自分達はしっかりしているつもりだから。
それどころか、こちらが先に認知症になる可能性だってある。(;゚∇゚)
親の介護施設利用料を、立て替えて正当に請求できるのであれば、そっとしておきたい。けれど、どうやらそう言う訳にはいかないようだ。
立て替えるだけのものがあるかどうかもわからない(T_T)
ナーバスでデリケートな話題だけに頭が痛い。
ひとりっこというのは、親の全責任が被さり、相談する相手も居らず心細い。
でも、逆に言えば全部自分で決められるので有難い。と吹っ切れた表情で話す。
お父さんは、昨年の秋介護施設へ入所して
コロナ騒ぎで面会もままならず
今は娘を認識できなくなった
それでも、以前よりはずっと穏やかな表情で暮らしている様子をみたら、これでいいと思ったそうだ。
去年まで独りで自宅で暮らし、友人が通いで食事のお世話や身の回りのことで苦労していた。解放されてホッとした所もあるだろう。
刺激のない日々が、認知症を進行させたのか、どうかはわからない。
友人の心のうちもわからない。
状況を受け入れているんだなぁと思う。
彼女は強い。りっぱだと思う。
ただ普通に介護して看とる
そんな自然な願いを、核家族と老々介護が阻む
両親も私達夫婦も
ピンピンコロリで逝きたいと思う
詐欺などでは、個人資産ダダモレなのに、本当に必要なところで、凍結されるというのも不思議な気がする
それだけいろいろと不都合があると言うことなのだろう…
ケアマネさんに一度聞いておきます。
家で介護できるのであれば、この問題とは無縁かもしれません。でもそうであれば、介護保険料は何のために払っているのかと思いたくなります。
母のカラオケ仲間の子ども達は、きちんと対策をとった結果なのだと思いました。
親は取られた意識が強いのでしょうが、賢明だと思います。
介護保険料は地域によって違うので、利用法や金額も違うかもしれません。
ご相談できるのであれば、対策を考えておく方が良いでしょう。うちは難しそうです(T_T)