こんにちはo(^-^)o サポボの甲斐です。
先日熊本にはじめてできたモスクに見学に行ってきました。九州では福岡市、大分の別府市に次いで3番目のモスクだそうです。
バスを降りるとすぐそばにあり、遠い異国の地の宗教施設がこんなに身近にあるなんて、なんだか不思議な気がしました。
中にはいると、親切なエジプトの女性の方が、私にスカーフを巻いてくださいました。
イスラムの女性は顔と手以外の肌の露出を禁じているそうです。
私だったら、夏はたえられないかも…と思ったのですが、彼女たちにとってはそれほど気にならないみたいでした。
この熊本のモスクはイスラムの留学生の寄付で設立されたそうですが、それは並大抵のことではないので、それだけでも彼らの信仰のあつさがうかがえます。
(男性のお祈りする場所)
(お祈り前に手足や顔、鼻の中まで洗う場所)
イスラム教はアッラーを神とし、聖典はコーラン、ムハンマドを最高の預言者としていて、キリスト教でいうところの、モーセやイエス・キリストも重要な預言者だそうです。
イスラム教で私が不思議だったのは、礼拝と断食です。
これについて教えて下さったのは、熊本大学で研究をされてるウサマさんでした。
礼拝は一日5回、床にひれふして行うそうですが、ウサマさんのようなお忙しい方でもこれをかかさないそうです。スゴイ!!
断食は一ヶ月間、行われるそうです。
この期間中まったく何も食べないのかナとか、そしたら死んじゃうヨとか私は思っていたのですが、食を断つのは夜明けから日没までの間だそうです。
でもその間は水の一滴さえも飲めないので、やっぱり大変だと思いました。
断食をすることによって魂が肉体から離れて、自由になる気がするそうです。
さらに一日三食を食べることのできない人々に、思いを寄せることができるともおっしゃいました。
イスラムの方々は厳しい戒律を守ることで、他人の痛みをわかる気持ちを育てたり、物質的ではないこころの豊かさを求めているんだなぁと感じました。
(女性はみんなスカーフを巻いてイスラム教徒の気分を味わいました。)
今回、モスクにおじゃまさせていただいて、本当によかったです。(^O^)