ホンダ「技術で勝って、ビジネスで負ける。」
現代自動車に「聖域の改革」で反抗
高い「研究開発・特許力」を持つホンダが、低い韓国・現代自動車に脅かされているという。
ホンダの4輪の研究開発費は年間約3500億円に上り、売上高の約5%に当たる金額になる模様だ。一方、現代自の推定約1000億円、売上高比率2%を凌駕するにもかかわらず、近年は販売台数で差が開くばかりという。
現代自動車は、
研究開発費を抑制し、優れたデザイン力や巧みなマーケティング、ウォン安のもと、輸出競争力で急成長しているという。
そこでホンダは、ついに聖域である栃木にある開発の本丸と言われる「本田技術研究所」にメスを入れ、昨年来、ここの研究開発部員を中国、タイ、インド、インドネシアなど新興国に転勤させ、地元のニーズに応じた自動車開発に従事させているという。
いわゆる新興国での開発の現地化、部品の現地調達率を高め、コストを下げる体制へ移行したということ。
トヨタ、日産、ホンダ、日本自動車のビッグ3が、マーケットが先進国から新興国重視にシフトしている中で、これまでのタブーを破つてまで、思い切った改革を行わざるを得ない。今、正に生きるか、死ぬかの厳しい対応をせざるを得ない中で、本当の日本の実力が試されている。
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