道北の名寄市では、この季節、土管工場の煙突にサンタさんが現れる。なかなかユーモラスなので写真で紹介する。以前、北への旅の途中で偶然見かけたことはあるが、今回は名寄新聞の中村記者の写真をツイッターで頂戴したものを使わせていただく。私はパソコンの壁紙にしている。なにか和むのだ。
朝日新聞で「JR北への提言」という連載コラム記事が5回ほど掲載された。
最終回では、経営陣は、利用者へ線路の調査状況などの情報を開示することによって乗客が減少することを恐れているのではないかと疑念を述べている
しかし、文中で記者も書いているが、代替交通機関の限られる北海道では、たとえ一時的に減少してもすぐに客は回復するだろう。
それにもまして、先人が築き上げたJRへの北海道民の信頼は、ほんとうに厚いのだ。このことにJR北は自信を持って欲しい。
私自身、この間の様々なトラブルによって、JRの利用を控えたりしたことは無いし、運行時刻への信頼を失ってはいない。
ほとんどの列車は時刻表どおりに運行している。1.2分遅れたら困ってしまうような利用はしていない。これは利用者の心構えの問題だ。
ここで、JRに改革の手を緩めても良いなどとは言わないが、もっと自信を持っていただいてよいと考えている。
逆に、情報を秘匿することによる信用失墜の可能性のほうが大きいことを自覚して欲しい。
さて、2週間くらい鉄道の散歩に出ていないが、もっと長い期間、歩いていないような気がする。
去年の今頃は札幌の積雪は80センチ弱。今年の10倍以上。だから去年はほとんど冬眠状態だったのだが、今年は、まだ乗れそうな気がしてそわそわしてしまう。
というわけでもないが、最近は、近所に出かけるのでも、線路沿いを歩いてコンパクトデジカメを持ち歩いて線路にレンズを向けることもある。
今日の写真は、鉄道ファンには「おばけディーゼル」とも言われる「キハ201」。
電車との連結運転(協調運転)を前提に作られた。
というのは倶知安から小樽までの非電化区間を高速で走って、小樽から札幌までは電車と連結して走ろうというものだ。
そのため、ものすごい馬力のエンジンを積んでいる。具体的には13000cc450PSが2機。3両編成を2700PSで引きずり回すことになる。おまけに車体傾斜装置を搭載している。
結局はこの点がネックにもなってしまい、あまりの高コストで12両作成しておしまいになってしまった。
また、車体傾斜装置は現在は使用が停止されている。まあ札幌近郊での運行では必要ないとのことだ。
さて、写真の解説だが、場所は琴似駅の西側で、高架に入っていくスロープを登り始めたところで写した。そのため各車両のディーゼルエンジンから、まるでSLのような黒煙が出ている。
ちなみにこの車両は、今後、北海道の特急車両の中心となって行く261系の原型となっている・・・というか試験車両でもあったわけで、その存在意義は、北海道の鉄道にとって大きいものがある。
そのほか、同じ場所で撮った721系の姿も上げておこう