僕は普段、あまりテレビを見ませんが、ここのところ「妖怪人間ベム」を見てます。昭和40年前後産まれには懐かしい番組かと思います。昔はアニメーションでしたね。テレビの映りも悪くて、今よりも「夜が暗かった時代」の変わり種な番組だったと思います。やけにコントラストの強い、赤や緑の顔で、とにかくどろんとした感じです。
見てみて思ったのですが、
「夜の明るい世の中なのに、相変わらず陰気で全く救いのない」
内容です。
一回の番組が終わっても何のハッピーエンドもなく、ただ登場人物の心の闇ばかりが映され、幸せにもならなければ、報われもしません。いつも喉に小骨がひっかかったみたいな感じで見終わります。あはは。
でも、いつからでしょう?なんだか、テレビの番組って面白おかしく、あるいは結末には登場人物の苦労が報われる幸せな番組が増えたなあと思います。
「フランダースの犬」なんか、ただただ悲しいだけの番組だったように思います。でも実際の日常にはそんなにたくさんのハッピーエンドは落ちていないし、結構と理不尽な事も多いものです。(まあ、フランダースの犬のネロ少年程酷い目に遭う事は少ないですが。)
こういった理不尽な番組の存在はなかなか大切な気がします。あはは。
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