またじ
2016-05-09 | 飛騨
「またじ」とは飛騨の方言で片づけを意味する。例えば、「雪またじ」は雪かき・除雪のことである。庭の木の枝を切った後、枝を束ねているとき、「またじ」を思い出した。いまやっているのは「枝またじ」だと。
「またじ」の語源はなんだろう。辞書をみていて形容詞「またし(全し)」(欠けたところがない、ととのっている)が関連しているのではないかと思った。「またじ」は英語の「clear」である。
I was clearing the road of snow. (おりは道の雪をまたじしとったんやさ。)
ネットで調べると、またじ(=片付け)は飛騨だけではなく、金沢でも使われている方言(富山では「またい」)で、古語形容詞「まったし」に由来するとある。「またじ」は律令時代の京言葉で、飛騨に伝わったのは(美濃を飛び越えて)「飛騨工(ひだのたくみ)」が持ち帰ったのではないかとある。飛騨の方言としては最も古い部類に属しているようだ。
(「飛騨方言・またじの由来考(金沢・富山・飛騨の三角関係)」参照)
「またじ」の語源はなんだろう。辞書をみていて形容詞「またし(全し)」(欠けたところがない、ととのっている)が関連しているのではないかと思った。「またじ」は英語の「clear」である。
I was clearing the road of snow. (おりは道の雪をまたじしとったんやさ。)
ネットで調べると、またじ(=片付け)は飛騨だけではなく、金沢でも使われている方言(富山では「またい」)で、古語形容詞「まったし」に由来するとある。「またじ」は律令時代の京言葉で、飛騨に伝わったのは(美濃を飛び越えて)「飛騨工(ひだのたくみ)」が持ち帰ったのではないかとある。飛騨の方言としては最も古い部類に属しているようだ。
(「飛騨方言・またじの由来考(金沢・富山・飛騨の三角関係)」参照)