対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

「弁証法2000」への案内

2007-01-21 | 案内

 「弁証法2000」とは、『もうひとつのパスカルの原理』(文芸社 2000年)に見られる弁証法を指している。

 『もうひとつのパスカルの原理』は創造活動の理論をテーマにしているが、もうひとつの弁証法の理論でもある。この理論を取り上げてみた。

 2000年の時点で、わたしは「論理的なものの三側面」を克服していない。

 もうひとつのパスカルの原理、いいかえれば複素過程論の弁証法は、ヘーゲル弁証法と非ヘーゲル的弁証法の過渡的な形を示している。

 「弁証法試論」の補論8として、「弁証法2000」をまとめた。

 目次は次のようになっている。

    はじめに

   1 モメントの構成の違い

   2 共時的な構造

   3 複素過程論のモメントの形成

   4 複合論のモメントの構成

        弁証法2000