英語圏ではUranus(天王星)は人前では発音しにくいという。Uranusは urine(尿)とanus(肛門)の合成語のように聞こえるからである。呉智英はこのI・アシモフの指摘を紹介して、原語の語感を生かした「天王星」の訳語は、「天尿星」か「天肛星」がいいのではないかと述べている。(『言葉につける薬』)
二分されているのが惜しいと思う。urine(尿)とanus(肛門)の関連点を探してみよう。尿は内から外へ出ていくもの、肛門は内と外の境界である。あえて関連をいえば、内と外を区別する「門」ではなかろうか。それゆえ、原語の語感はだいぶ殺がれてしまうが、「天王星」は「天門星」がいいのではないだろうか。
惑星Uranus(天王星)に対応して名づけられた元素 Uranium,Uran(ウラン)の方はどうだろうか。anusがはっきりしない分だけ発音は気にならないだろう。その分、こちらの方が「門」が生きるのではないか。ウランを漢字で表記して「門素」としよう。自然に存在する「限界」に位置づいている元素ウラン、その意味も込めての「門素」である。そうなると93番以降の超ウラン元素は「門外」元素ということになる。
二分されているのが惜しいと思う。urine(尿)とanus(肛門)の関連点を探してみよう。尿は内から外へ出ていくもの、肛門は内と外の境界である。あえて関連をいえば、内と外を区別する「門」ではなかろうか。それゆえ、原語の語感はだいぶ殺がれてしまうが、「天王星」は「天門星」がいいのではないだろうか。
惑星Uranus(天王星)に対応して名づけられた元素 Uranium,Uran(ウラン)の方はどうだろうか。anusがはっきりしない分だけ発音は気にならないだろう。その分、こちらの方が「門」が生きるのではないか。ウランを漢字で表記して「門素」としよう。自然に存在する「限界」に位置づいている元素ウラン、その意味も込めての「門素」である。そうなると93番以降の超ウラン元素は「門外」元素ということになる。