対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

メジロを待つ

2018-01-16 | 庭に来る鳥
午後からミカンを収穫した。今季、何度か目で、10キロほど採った。まだ、少し残っていて、あと1、2度とるつもりだ。天気もよくて汗ばんでしまった。今季はヒヨドリがよく啄みに来ている。メジロより多く来ているのではないだろうか。
昨年の3月にカメラを新調したころは、冬鳥がいなくなっていく時期で、メジロを撮りそこねてしまった。心残りで、気にしていた。この冬、鳴き声は聞くし、よく見かけるのだが、すばしこくて、シャッターを押すチャンスがなかなかなかった。
脚立を片付けているとき、チルチル小さな鳴き声が聞こえた。枇杷の木にいた。しかし、うまく撮れない。そのうち、ミカンの方に移動していった。追ってみたが、やはり撮れない。姿は見えなくなるが、それでもまったく別の場所へ行ってしまうわけではなく、近くにいる気配はしていた。それで、ミカンの木の下の椅子に腰かけて待つことにした。
しばらくすると、気配を殺していたのが功を奏したのか、目の前にメジロが飛んできて、実を啄みはじめた。