対話とモノローグ

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ツュンベリー(Thunberg)

2020-03-16 | ノート
シャガ(著莪)の学名(Iris japonicaThunb.)を調べていて、カール・ツンベルクCarl Thunbergを知った。ツンベルクはThunbergと書くスウェーデンの姓だが、さまざまな表記がある。トゥーンベリ(環境活動家のグレタ・トゥーンベリ)もその一つ。
『日本自然誌の成立』(木村陽二郎著、中央公論社、1974年)を見ていたら、「ツュンベリー」と表記してあった。これは生誕200年の記念準備委員会の提唱だという。

目次
序章 自然誌の成立
第一章 ツュンベリーの日本植物誌
1 ケンペル、ツュンベリー、シーボルト
2 ツュンベリーの師リンネ
3 ツュンベリーの植物採集
第二章 『解体新書』と蘭学興隆
第三章 本草家平賀源内