『微積分の意味』(森毅著)より
(引用はじめ)
そもそも、4桁の対数表などよりは、2倍を10回でマンガンだから、log2は、0.3よりチョット大きいとか、サザンガキューだからlog2は0.5よりチョット小さいとか、そういうオオザッパな感覚が大事なのである。
(引用おわり)
森センセーは「日常的な、普通の感覚に数学をとけこますこと」をスイショーしているが、これが難しい。これは基礎があってはじめてできることなのである。30年ほど前、初めて読んだときはピンとこなかった記憶がある。
2倍を10回でマンガンだから、log2は、0.3よりチョット大きい
アタマの中で次のような過程をシュンジに考えるのである。(常用対数の底10を省略)
210=1024>1000=103
10log2>log103=3
log2>0.3
(対数は小数表現した桁数のこと(これがスゴイ)、2を10回かけて3桁(0の数)だから、0.3桁。こちらが森センセーの考え方だろう。)
サザンガキューだからlog2は0.5よりチョット小さい
32=9<10
2log3<log10=1
log3<0.5
(3を2回かけて1桁にちょっと足りないから、0.5桁よりちょっと小さい。)
ついでにlog5 をオーザッパに求めてみると、ニゴジュ―だから、log5は0.7くらい。
2×5=10
log(2×5)=log10
log2+log5=1
log5=1-0.3=0.7
(2×5で1桁になるから。)
(注)
ここのマンガンは1000を指しているが、マージャンの満貫なのだろうか。この話は入試の2n>1000が発端になっている。
(引用はじめ)
そもそも、4桁の対数表などよりは、2倍を10回でマンガンだから、log2は、0.3よりチョット大きいとか、サザンガキューだからlog2は0.5よりチョット小さいとか、そういうオオザッパな感覚が大事なのである。
(引用おわり)
森センセーは「日常的な、普通の感覚に数学をとけこますこと」をスイショーしているが、これが難しい。これは基礎があってはじめてできることなのである。30年ほど前、初めて読んだときはピンとこなかった記憶がある。
2倍を10回でマンガンだから、log2は、0.3よりチョット大きい
アタマの中で次のような過程をシュンジに考えるのである。(常用対数の底10を省略)
210=1024>1000=103
10log2>log103=3
log2>0.3
(対数は小数表現した桁数のこと(これがスゴイ)、2を10回かけて3桁(0の数)だから、0.3桁。こちらが森センセーの考え方だろう。)
サザンガキューだからlog2は0.5よりチョット小さい
32=9<10
2log3<log10=1
log3<0.5
(3を2回かけて1桁にちょっと足りないから、0.5桁よりちょっと小さい。)
ついでにlog5 をオーザッパに求めてみると、ニゴジュ―だから、log5は0.7くらい。
2×5=10
log(2×5)=log10
log2+log5=1
log5=1-0.3=0.7
(2×5で1桁になるから。)
(注)
ここのマンガンは1000を指しているが、マージャンの満貫なのだろうか。この話は入試の2n>1000が発端になっている。