対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

シャガの雄しべと雌しべの柱頭

2022-04-11 | 庭の草木
サザンカの下には、シャガが咲き始めている。何年か前、この花のつくりを調べたことがあった。

青色と橙色の模様の3枚の外花被(これは花びらではなく萼にあたる)があり、その内側に白い3枚の内花被(これが花びら)がある。その内側には、先端が柔かい毛のように裂けている3本の雌しべがある。三角形が交互に並んでいるのであった。

そのときは雄しべに気が回らなかったが、今日は気になった。調べてみると、雄しべは雌しべの裏側に細い背骨のように伸びているという。雌しべを指で押し上げてめくってみると、たしかに雄しべらしきものがあった。

雄しべは雌しべのそれぞれにあった。雄しべの先端の少し先に細く平らな部分があるが、これが雌しべの柱頭だという。