3ヶ月ほどかけてやってきた「ネイピア数 e の導入を読み解く」が一応完成した。これまで何度も読んでいるが、読むたびに引っ掛かる箇所が出てきて、そのたびに訂正してきた。今日、初めて、スムーズに読み進めることができた。どこかで早く終えたいという気持ちがあるのかもしれない。これで完成とする。
Y先生のM・P通信に投稿した。
本では1748年にeが導入されているが、実はそれより20年ほど前にすでにeは導入されていた。このときの導入を「底」・「冪」・「無限解析」の観点から見てみると、1748年の指数関数を冪から作り、その逆関数として対数関数を捉えるという展開がうまく把握できるように思われた。