しばらく前に『数の大航海』のネイピアの対数の定義の箇所を読んでいた。ふと気づくと、90ページの図が、間違っているのである。107とあるべきところが、10-7となっている(2か所)。87ページの図と比べればおのずとわかる間違いであり、本文では正しく107とあるので、声を大きく言うほどのことではなかったのだが、ところが、『数学の流れ30講 中』(今日、図書館で借りてきた)の207ページにも同じ図が、同じ間違いのまま提示してあって、一言いいたい気持ちになった。おそらく、志賀浩二先生は原稿の図にうっかり10-7と書いたが、107のつもりだったのだろう。先生には10-7が107に見えていたのである。
校正は原稿と正しく突き合わせて行われたと思うが、内容とも突き合わせて行う必要があった。先生の思い込みを指摘する必要があった。
校正は原稿と正しく突き合わせて行われたと思うが、内容とも突き合わせて行う必要があった。先生の思い込みを指摘する必要があった。
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