対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

「小春日和」の季語は冬だった

2024-11-25 | ノート
昔、中学校の国語の試験に、小春日和(ひはるびより)の季語はいつかという問題が出たことがある。もう60年くらい前のことである。小春日和の意味をまったく知らなかったので、ひねくれて明示されている「春」ではなく「秋」と書き入れたが、違った。T先生は、小春とは旧暦の10月の別名で「冬」と解説された。

小春は、いまの暦ではだいたい11月上旬~12月上旬あたり。小春日和はちょうどいまごろの穏やかな暖かい日を指す。

小春日和と聞くと、この試験のことが思い出される。先生は「チャボ」とあだなされていた。寺の住職でもあり、娘さんが同級にいた。教科書の解説をされるとき、脱線して後から思うと「落語」の話が多く出てきて楽しかった。

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