例年、ウグイス(鶯)の鳴き声に初めて気づくのは、早朝布団の中にいるときである。今年は違った。
朝は雨が降っていた。食事を終え、後片付けをして、2階の部屋に来ると、もう雨は上がっていた。10時近くになっていた。そこで鳴き声が聞こえてきた。ウグイスなどまったく気にしていなかった。待ち望んでいたわけでもない。今年は鳴かないなとも思ってもいなかった。突然だった。たどたどしくもない。いきなり、ほう、ほけ、きょである。窓を開けると、ナンテンの薮のなかにいるようだった。ウグイスの鳴き声は特別である。ヒヨドリやメジロとは格が違うように思われる。
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