はじめに
弁証法は「対話をモデルにした思考方法で、認識における対立物を統一する技術」である。これは中埜肇と上山春平を統一したものである。
中埜肇は弁証法を「対話をモデルにした思考方法」と考え、上山春平は「認識における対立物の統一」と考えていた。しかし、中埜は「対話」を分析するさい、上山は「問題解決の過程」を分析するさいに、「論理的なものの三側面」の規定と対応させていた。このために「対話をモデルにした思考方法」も「認識における対立物の統一」も歪曲されているように思われた。
中埜の「対話」と上山の「問題解決の過程」を具体的に止揚していく過程は「試論2003」(「弁証法試論」第5・6章)において示している。ここではその具体的な過程には立ち入らず、漢字とひらがなのモデルを使って止揚の過程を表現したいと思う。
第5章 対立物の統一と対話
第6章 複合論
弁証法は「対話をモデルにした思考方法で、認識における対立物を統一する技術」である。これは中埜肇と上山春平を統一したものである。
中埜肇は弁証法を「対話をモデルにした思考方法」と考え、上山春平は「認識における対立物の統一」と考えていた。しかし、中埜は「対話」を分析するさい、上山は「問題解決の過程」を分析するさいに、「論理的なものの三側面」の規定と対応させていた。このために「対話をモデルにした思考方法」も「認識における対立物の統一」も歪曲されているように思われた。
中埜の「対話」と上山の「問題解決の過程」を具体的に止揚していく過程は「試論2003」(「弁証法試論」第5・6章)において示している。ここではその具体的な過程には立ち入らず、漢字とひらがなのモデルを使って止揚の過程を表現したいと思う。
第5章 対立物の統一と対話
第6章 複合論