対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

柿の花

2019-05-17 | 庭の草木
昨年、柿の木(渋柿)の幹から枝が出、葉も茂ってきたが、花は咲かなかった。今年も新緑を遠くから見ていたが、近づいてみると花が咲いている。花が付いている枝もあれば、ない枝もある。花の付いている枝は昨年出てきた枝なのだろう。

白くとがった形のものが蕾(つぼみ)、茶色のものは終わった花。

花桃とモモスズメガ

2019-05-16 | 庭の小動物
花桃を剪定するつもりで枝を見上げると、モモスズメガ(桃雀蛾)が交尾していた。動きはない。

背面から撮ろうとしたら枝が揺れて地面に落ちた。それでも動かない。死んでいるのかと思い、草の茎で突いてみると動く。夜行性なので、眠っているのだろうか。

花桃を剪定した後、確かめてみると、交尾は解けメス(交尾の画の上側、体の大きい方)だけが残っていた。

姫女苑とミナミヒメヒラタアブ

2019-05-15 | 庭の小動物
花はハルジオン(春紫苑)ではなく、ヒメジョオン(姫女苑)である。1つの花のようにみえるのは、小さな花の集まり(頭状花序)で、中央の黄色い部分は筒状花、周りの白い部分は舌状花である。
昆虫は、図鑑を見ると、ミナミヒメヒラタアブではないかと思われるが、断定できない。オスかメスかもわからない。

次のアイデアは浮かんでくるか

2019-05-14 | アブダクション
カテゴリー「アブダクション」を作って、認識論を進めようと思ってきたが、停滞してしまっている。この半年ほど、何も思いつかない状態が続いている。「空っぽ」、問題意識さえない感じである。次のアイデアが浮かんでくるのをのんびり待つという気持ちもあるのだが、意識しないがジタバタしている気もする。
ケストラーのバイソシエーションが頭に浮かんだのはジタバタの現れだろうか。バイソシエーション(2元結合)とは、単純にいえば、これまで別々に扱われてきた2つの文脈を組み合わせて新しい文脈を作り出すことである。
ケストラーの創造活動の理論バイソシエーションを最初に知ったのは『ホロン革命』(田中三彦・吉岡佳子訳、工作舎、1983年)だと思っていた。しかし、後で『ヨハネス・ケプラー』(小尾信彌・木村博訳、河出書房新社、1971年)に明確に述べられていて驚いたことがあった。
いま改めて『ヨハネス・ケプラー』を取り出して、確かめてみると次のようにある。
(引用はじめ)
その仮説(惑星の速さと太陽からの距離との間の「法則」、引用者注)が誤っていることを、彼自身に対してさえ彼は否定して見せることはできなかった。彼ができた唯一のことは、正しくないということを忘れることであった。それを彼は即座にやってのけた。その仮定が誤った幾何学であることを彼は知っていたけれども、それは正しい物理学をつくってくれたが故に、真であるべきだと考えたからである。惑星軌道の問題は、純粋に幾何学的な理論の枠に救いようもなくはまり込んでしまい、動きがとれなくなっていた。それを枠から引き離すことができないと知ったケプラーは、それを引きちぎって物理学の分野に移し変えたのである。ひとつの問題を、それの周囲・前後との伝統的な関係から取りはずし、新たな関係の中にそれを置くというこの手続きを、いわばその問題を別の色眼鏡を通して見るということを、このことがまさに創造作用の本質であるという思いが、これまで常に私にはあった。それは、問題の再評価につながるばかりでなく、それ以前は無関係にあった二つの理論を融合することによってもたらされる、より広範な結果からの総合へとつながることもしばしばある。われわれの場合で言えば、火星の軌道は、物理学と宇宙論という二つの形式的には分離した領域を結合する輪となったのである。
(引用おわり)
ケプラーはきっかけになるだろうか。次のアイデアが浮かんでくるのを待つことにしよう。


ツマグロヒョウモンの雌

2019-05-13 | 庭の小動物
ハルジオン(春紫苑)にツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)の雌が止まっていた。翅を閉じたり開いたりしていた。開いた状態で撮りたいのだが、なかなかタイミングが合わなかった。そのうちに別の花に移った。そこでも翅を閉じたり開いたり。水平(180度)まで開いた状態を狙ったが、だめだった。150度ほどだろうか。これがベストだった。

血糖値は改善していた

2019-05-10 | 日記
2か月前は「ピントレ」の効果を期待して検査したが、HbA1cの値はむしろ悪化していて(7.4)、残念な結果だった。今月は、HbA1cの値は6.5だった。また空腹時血糖値も113となっていて、血糖値は改善していた。正常な血糖値に近づいてきている。何がよかったのだろうか。
この間、ずっと「ピントレ」は続けてきた。また、アルコールは飲んでいるが、ただ体重を70キロ前後にコントロールしてきた。ピントレ、体重調整、その効果はあったと思うが、やはり一番は薬だと思う。薬はほぼ欠かさず飲んでいる。飲んでいるから安心して飲食できている。
この1か月、喉の渇きが気になっていた。糖尿病の悪化を懸念していたが、どうやら、飲みすぎが原因だったようだ。

蜜柑の花のつぼみ

2019-05-09 | 庭の草木
南側の蜜柑の木を見ると、白いつぼみがついてきているが、まだ咲いてはいない。今年は気候のせいで開花が遅いのだろうか。昨年の記事を見ると、5月1日に咲きはじめている。

北側の蜜柑の木はここ数年、表と裏を繰り返している。昨年は豊作だった。今年は裏になるのだろうか。若葉は出ているが、白い蕾はほとんどない。かろうじて2つ見つけた。ただ、遅くまで(4月ころまで)実がなっていたし、南の蜜柑も開花が遅れているから、花芽の生長が遅れているだけなのだろうか。

アオスジアゲハ

2019-05-08 | 庭の小動物
ハルジオン(春紫苑)の周りを飛びまわっていた。アオスジアゲハ(青条揚羽)だった。花に止まるとき、翅を広げて静止するのではなく、翅を閉じたまま震わせている。翅を開いて静止するのをしばらく待ったが、だめだった。黒い翅とパステルカラーのような青緑色の帯が鮮やかである。花の周りを飛んでいるかと思えば、一気に屋根の上高くまで瞬間移動するような飛び方もする。アオスジアゲハを庭に呼ぶには、クスノキを植栽するといいのだという。たしかに庭にはクスノキがある。納得である。


地球温暖化は問題ではない

2019-05-07 | ノート
トランプ政権は2017年にパリ協定から離脱した。わたしはこれを適切な判断と見ていた。
『「地球温暖化」狂騒曲』(渡辺正著、丸善出版、2018年)を読んでいたら、トランプ政権を「明るいきざし」として位置付けていた(もちろん、地球温暖化についてだけ)。意を強くしただけでなく、人為的温暖化説批判の根拠をしっかり学んでみようと思った。

地球温暖化は大騒ぎするような話ではない。地球の気候は大昔から変わりつづけている。温暖化したり寒冷化したり。原因のほとんどは太陽活動や地殻や海流の変動など生命体(人間を含む)の活動とは無関係なものである。
ところがIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は地球温暖化を1988年に「人類の緊急課題」に捏造してしまう。「CO2の排出削減は緊急課題」「低炭素社会の実現による地球温暖化防止」。問題視するまでもないことに巨費が投入される構造が生まれた。そして、政・官・財・学界・メディアが群がり、「地球温暖化」神話が出来上がった。

春紫苑とツマグロヒョウモン

2019-05-06 | 庭の小動物
今年はハルジオン(春紫苑)があちこちで咲いている。ひさしぶりに見た感じである。昨年はハルジオンが咲く前に雑草として刈っていたのだと思う。ハルジオンとヒメジョオン(姫女苑)の花はよく似ていた。はずかしながら花びらの幅や葉の付き方を確認することになった。
蝶は何種類か飛んでいる。ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)がハルジオンの花の周りを飛びまわっていた。こちらは雄の方だと分かったが、いちおう確認した。たしかに雄だった。