なじみのキエフはロシア語Kiev(Ки́ев)によるものである。日本ではウクライナ語のKyiv(Київ)を尊重して、今日からキーウと呼ぶことになった。
韓国では1か月ほど早く、呼称を変更している。在韓ウクライナ大使館が自国の地名のハングル表記がロシア語音であることに異議をとなえて、キエフは間違いでクイウ(크이우)を提案したという。国立国語院は発音を分析して、Kの次の母音は「ウ(으)」と「イ(이)」の中間で、より「イ」に近く、また「イ」は長音と判断して、母音を重ねることによって、키이우キイウ(キーウ)の表記を採用したという。
これまではロシア語にもとづいた키예프、ウクライナが提起したのが크이우、韓国が音を分析して結論したのが키이우。日本語より音の内部に立ち入れるのがハングルの強みである。
韓国では1か月ほど早く、呼称を変更している。在韓ウクライナ大使館が自国の地名のハングル表記がロシア語音であることに異議をとなえて、キエフは間違いでクイウ(크이우)を提案したという。国立国語院は発音を分析して、Kの次の母音は「ウ(으)」と「イ(이)」の中間で、より「イ」に近く、また「イ」は長音と判断して、母音を重ねることによって、키이우キイウ(キーウ)の表記を採用したという。
これまではロシア語にもとづいた키예프、ウクライナが提起したのが크이우、韓国が音を分析して結論したのが키이우。日本語より音の内部に立ち入れるのがハングルの強みである。