♪月ぬ美しゃ♪十日三日♪
♪女童♪美しゃ♪十七つ♪
ホーイ チョーガー
(月が美しいのは、十三夜、娘が美しいのは十七歳)
沖縄民謡の有名な曲で「月ぬ美しゃ」という唄。
この唄は「夜の子守歌」とも呼ばれている。
唄の島といわれる八重山を代表する曲で、
月の浜辺で、月明かりに照らされた、日に日に美しく
なる娘を、遠くから見つめる青年の姿が
見えるような気がする。
八重山と宮古をよく比較するようなことを言われるが、
八重山には八重山の良さがある。
石垣市内から少し離れたところを夜に歩いていると、
どこからかサンシンの音色や唄が
聞こえてくる。唄の島といわれる意味がよくわかる。
宮古島は「武」の島と言われている。
それは漁師町で気性が荒いという意味だろう。
夜中を過ぎて市内を歩けば、酔っ払って路上で寝込んで
いる人が普通にいる。
唄どころか鼾が聞こえる。
それぞれ島の個性があるものだ。
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