うんたま森のキジムナー

ランチ

最近、ランチ作りのお手伝いをすることが多くなった。
手伝うと言っても、もっぱら動かすのは口先だけのつもりだった。
カラカラ先生が忙しいのに、ランチの下ごしらえくらいは、
「手のあいてるスタッフにやらせればいい」と言えば、
「絶対に自分でやった方が早い」と言う。
そんな事はないやろ。
女の子なんだから、料理くらいは出来た方が良い。
それなら私が、口だけなら手伝うことにした。(甘かった・・・)

「ゴボウの皮を包丁の背でむいて、ササガキに切ってから
アクを抜け」彼女達にはこの昭和の日本語が通じない。
包丁の背?ササガキ?アク抜き?
ササガキは確かに難しい言葉なのかも知れない。
エンピツを削るように・・・・?そうか!この子達は
電気エンピツ削りしか知らない。
「じゃぁ、それは私がやっておくから、米を一升ほど研いで」
一升?研ぐ?「1合カップに米10杯分や!」
「しゃらしゃらと洗うんじゃなくて、研ぐんや」
そもそも米は銀舎利と言うてやな、仏様の骨・・・・云々
もういい、うんちく言っている間に自分でやった方が早い!
結局、口先だけのつもりが、自分でやることになってしまう。
カラカラ先生の言う通りだ。


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コメント一覧

kijimuna
タッツンは、10月で29才!
「天麩羅」この字が読めませんでした。

まさきさん、待ってるからね。
ゆうじ
以前、うちの職場でもゴボウが話題に上がりました。ごぼうを使った料理の話をしていると、若い子(25~28才)たちが、「ゴボウってどうやって皮むくかわからない」「ゴボウ丸ごとって、どこに売ってるんですか?見た事ない」と・・・。
今は、筑前煮セット等、料理に必要な材料が、キレイに入れてパッケージンされた状態のを買うそうです。すごい時代ですね~。
まさきです!!
物知りのキジムナー様には、若いスタッフの方々は、付いていけない!?何か「やってTORAI」ていう、TBS(関東では日曜日、放送)の番組みたいですね!!
「ジェネレーションギャップ」ですかね?
ちなみに、私はキジムナー様に近い?歳ですが、再来週にお会いできるのを楽しみにしております!!
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