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うんたま森のキジムナー

サトウキビ

着陸前の飛行機の窓から島を見ると、ほぼ一面サトウキビ畑に
覆われている。
サトウキビの収穫をする製糖期は1月〜3月くらいまで。
とっくに製糖期が終わっているのに伊良部島の製糖工場の
煙突から煙が出ていた。

サトウキビ1トン当たりの価格は標準的な糖度約13度で5139円。
これに国からの交付金が加わって2万1000〜2000円ほどになる。
サトウキビの価格は糖度により異なる。
基準糖度外れると価格が変動する。
0・1度毎に100円ずつ加減され13度と15度では
差額が800円にも及ぶ。

1トン当たりの農家の手取り額を見ると、糖度15度の場合は
2万3187円で標準額より1188円も増額する。
糖度が18度になると2万7312円まで増え、標準額と比べて
5313円高くなる。逆に糖度13度では2万1636円で、標準額より363円減り
糖度12度では2万261円と標準額を1738円下回る。

サトウキビを製糖工場に搬入すると、そこでまず糖度をはかる。
農家にとっては、そこが一番緊張するそうだ。
今年は昨年の長雨の影響で糖度が著しく悪かったと聞いている。
宮古島のサトウキビ年間生産量は約30万トン。
沖縄が年間約80万トン。この数字を見る限り宮古島は沖縄県内一の
サトウキビ生産地である。



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コメント一覧

きじむな
今期は、長雨が影響して品質が非常に悪かったそうです。
今年も暑くなるのが少し早いような気がします。
エルニーニョの予想が出ています。
ダイバー
大分記憶は薄れていますが、妻と二人、島内ドライブ中に立ち寄った某観光地でサトウキビをかじらせて貰いました☺ ほんのりと甘さを感じる素朴な体験でした😋
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