いつものように漁に出た。
漁を終えて港に入るのが夜中の2時頃。
草木も眠る丑三つ時。その日はいつも出る港ではなく、少し
離れた小さな漁港。
たまたま車を車検に出していたので漁師仲間の車に
乗せてもらった。
その帰り道に「ここは出るよ。」と言われる地元では
有名な心霊スポット。その前を通りかかったそのとき、
車のフロントガラスが真っ白になった。
(これホントの話)
おそらくクーラーかなにかの故障と思われる。
しかし場所が場所であったので、気味が悪かった。
漁師仲間がセリの時間まで「俺の家で酒でも飲もう」と誘うので
彼の家でセリまでの時間まで飲むことになった。
家に到着して玄関を開けると同時に奥さんからいきなり塩を
ぶっかけられた。
「そんなもの連れて帰ってくるな!」
私のことではない。
こんな経験をしたことがある。
信じるか信じないかは、あなたしだいです。
この奥さんはユタではなく「カミンチュウ」と呼ばれる人。
「神女」と書いて「カミンチュウ」
民間の巫女であるユタとは違い「生れで決まる」そうだ。
カミダーリ(神がかり)を経て霊的能力に目覚めた人だけが
なるともいわれている。
どうして今、こんな話をするかというと、このカミンチュウと
呼ばれる人が少なくなって
神事や祭事を行えないことが増えてきているそうだ。
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