うんたま森のキジムナー

インボウ

オバァは私を人に紹介するとき「インボウ」と言う。
沖縄では漁師さんの事を「海人」と書いて(ウミンチュウ)
Tシャツなどが売られているので、この方言は有名になった。

沖縄の人の事を「ウチナンチュウ」
本土の人の事を「ヤマトンチュウ」
「チュウ」とは「人」使い方は難しい。

畑の事を方言で「パリ」農業をしている人の事を
「畑人」パリンチュウとは言わない。
畑人(ハルサー)と言う。

宮古島では漁師の事を「海人」(ウミンチュウ)ともいうが、
インシャーというのが普通だ。海を方言でイン 
インシャーを字で書くと「海者」となる。
オバァは私の事をいつまでたっても「インボウ」
つまり字をあてるなら「海坊」
漁師よりワンランク下になる。

私も、オヤジだ。いつまでもオバァと出会ったばかり
の小僧ではない。漁協の漁師仲間の中でも古い方になって
しまったのに「インボウ」
その前は、「インブリ」と呼ばれていたこともあったので、
ある意味出世したのかも知れない。
馬鹿者を「プリムン」(プリムヌ)
海で遊んでばかりいる人のことを「インブリ」
いつになったら一人前と認めてもらえるのやら・・・・

         

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