JTAの機内誌 コーラルウェイ 「暮らしにより添う島の木」
沖縄ではよく見かけるけれど、県外ではほとんど見ることがない
亜熱帯の木が 紹介されていた。
方言でヤラブと呼ばれるテリハボク、新石垣空港付近の並木に 使われている。
リュウキュウマツは沖縄の県の木に指定されている。
ガジュマル、幹や枝から垂れ下がるタコ足のような根が特徴。
樹齢を重ねた木は神秘的だ。沖縄の初夏の風物詩にもなっているのがデイゴ。
花は沖縄県の花に指定されている。
デイゴヒメコバチの寄生により一時期見られなく なっていたが最近は
駆除が進み復活しつつある。 桐よりも軽い木で漆器の素材などに使われる。
昔は女の子が生まれるとデイゴの木を植えて、結婚する時にその木で箪笥を
作り嫁入り道具にしたそうだ。フクギは台風に強いことから家の周囲に
植えられて 防風林によく使われている。
シマグワは、葉も実も利用される。 台風のたびに葉が落ちて新芽が出て
実がなること。 年に7回くらい実がなることもあるという。
葉っぱはお茶にして飲めば血圧を下げる効果があり、子供が高熱を出せば葉に
油を塗って 身体に貼り付け熱冷ましにしたそうだ。
リュウキュウコクタン、イスノキ、イヌマキはサンシン作りに欠かせない木である。
沖縄の木々の中でもトップクラスの堅さと重さがあり、木工職人泣かせの木と
いわれている。普段身の回りで普通に見かけるこの木々は、
沖縄の人々の暮らしに 寄り添っている。
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きじむな
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