言われている。毎年、毎年、言われ続けてきた。
オバァも「海に入るなとは言わんが、お盆の送り火
だけは、海に近づくな。」とよく言っていた。
沖縄気象台が「お盆の海には、お化けが出る。」
という沖縄の言い伝えに対して
「根拠がないわけではない。」とコメントしている。
本土でもこのような言い伝えはある。
お盆を過ぎると、突然大きな波が起こる(土用波)
クラゲが大量発生する。そしてもう一つは
「地獄の釜の蓋が開く」という言い伝えがある。
土用は立秋から18日間8月7日~8月23日。
海上保安庁の統計によると、この時期に水の事故が
多発しているそうだ。
何年か前のお盆明け頃、風の影響で、いつもとちがう
漁港から出ることになった。
午後の出港しようとしたとき
「助けてください。人が流されている。」と言われて
見ると、すぐソコ!岸から10mも離れていないような
ところの岩に女性二人がつかまって
戻ってこられなくなっていた。
スタッフが飛び込んで流れの下で船に乗せた。
これが「離岸流」といわれるもので、オリンピックの
水泳選手が泳ぐ速さより速い流れが起こる。
旧盆の頃はもっとも流れが速くなるといわれている。
昔からの言い伝えには、何かしら根拠があるものだ。
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