成人病、高血圧などから併発する病気で
35歳で亡くなる人の数は全国一だとか・・・
35歳といえば、1973年生まれ、その前年
1972年が本土復帰で、沖縄に流れ込むように
本土企業や本土から食べ物が入ってきた。
成人病は生活習慣病、不規則な生活も原因だと
いわれているが、何よりも人間の生命に
欠かすことの出来ないものは食べる物では
ないだろうか？
1970年、万国博覧会が行われた年、私が一番
ほしがったものはカップヌードルだった。
お湯を入れて３分、秒数もきっちり計った。
食べた瞬間のまずさといったら、あれほど
ショックだったことはない。発泡スチロールの
味がしたのを覚えている。
祖母の煮物と漬物、たまに作ってくれる
カレーライスのほうが美味しい。
カップヌードル、インスタントラーメン。
「そんなもの食べよったら、病気になるで」
祖母の言葉が思い出される。
私の母も台所で立ちながら永谷園のお茶漬けを
食べているのを祖母に見つかり
「行儀の悪い！座ってちゃんとしたものを
食べなはれ、病気になるで」と叱られていた。
インスタント食品は確かに便利な食べ物では
あるけれど、私も子供に食事を作るときは、
出来る限り、季節の地元で採れた野菜を中心に
献立を考えた。人間の健康にとって規則正しい
生活、汗をかく毎日、そして食事は
何よりも健康に大切だと思うのは、私も
口うるさい年になってきてしまったのかな。
