うんたま森のキジムナー

雷雨

雨の日が、多いような気がする。
港で出漁準備をしている漁師仲間に
「今日は雨だなぁ。」と嫌そうに言うと
「お前たちは潜りだから、雨なんて関係ないだろ」
といわれた。

そりゃ濡れる遊びだけれど、やっぱりサンサンと晴れて
いる方がいい。

雨よりも厄介なのが、カミナリ!
ポイントからポイントへの移動中、激しい雷雨に
見舞われた。操船席は部屋の中にあり雨に
濡れることはない。航海計器も以前とは比べものに
ならないくらい正確になっている。

たとえ視界が消えても、自船位置が今どこなのか?
どこを走っているのか?計器が教えてくれる。
しかし、このあいだの雷雨には戸惑った・・・
激し雨とカミナリで、パキッ パキッ ピカッ ピカッ 
音と光がするたびに船がドドォ~ンと揺れる。
操船席の真上には停泊灯があり、ステンレスで出来ている。
まるで避雷針のようなものが頭の上についている。
海上を走る船は平地の中の一本の高い木と同じようなもの。

激しい雷雨の中、船を走らせていると、突然航海計器が
消えた。自転車で二人乗りしていて、後ろの人から急に
目隠しされたのと似ている。
バランスを崩しても船だからコケルことはないが、驚いた。

しばらくして計器が復活したので、なんとか帰ることが
出来たが、最近は計器に頼りすぎていることが
よくわかった。
航海計器などついてなかったときは、常に自船位置を
確認していたが、弱くなったものだ。


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