子供の頃に聞いたことがある。
「それやったら、世の中は、神様だらけや なぁ」
さぞかし、憎たらしい、ガキだったことだろう。
日本は「やおろずの神」という言葉がある。
漢字で書くと「八百万神」
ほぼ大阪の人口に匹敵する多さである。
沖縄には一軒の家に7人の神様がいるといわれている。
現在はどこの家にも祀っているわけではないが、
グフジン(御本尊)といって、屋敷を祀った
祠(ほこら)がある家があった。
門の入口には、ジョウヌカミがいて、門より入り込む
魔物を阻止してくれる。
ユシンヌカミは屋敷の四隅を見張る神。
フールヌカミは、トイレの神様。
カーヌカミは、昔はどこにでもあった井戸を守る神様。
上座敷と門口の中間あたりにいて、家族の願いを
天上の神に伝えてくれる役割を持つナカジヌンカミ。
そして台所にはヒヌカン様。
このように7人の神様が、家を魔物から守ってくれている。
だた・・・10月は、全国の神様の会合が島根県で
行われることからヒヌカン様が留守を預かり
他の神様は出かけてしまうのだ。
この一カ月はヒヌカン様と協力して、
各自家をまもらなければならない。
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