唄の八重山に「トゥラバーマ」「ションガネ」が
あるならば、宮古には「アヤグ」がある。
アヤグ、あるいはアヤゴに、宮古の人たちは「綾語」
という字を当てている。
「綾なる言葉」を唄う。すなわちアヤグは
「言霊」(ことだま)そのものであるという意味。
前置きが長くなってしまった。
今年も満月の夜に海に張り出した特設ステージの上で
「なりやまアヤグ」大会が行われる。
宮古民謡の代表曲「なりやまあやぐ」を継承していく
ことを目的として発祥の地・友利で開催されるまつり。
島のウタシャー(唄者)が、集まって、それぞれ自慢の
ノドとサンシンを響かせるが、数年前から上位入賞、
そして優勝するのは、島外からやってきた人が目立っている。
地元でも「なりやまアヤグ」は難しい唄になるのだが、
これをまた、本土からの移住者がホント上手に唄う。
今年は10月7日 友利インムギャービーチ特設
ステージで19時から。市内から少し離れたところなので、
なかなか夜に行く機会がないのが残念だ。
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