いうようなニュースがやっていた。
(私はけっして原発推進派ではありません)
10万人っていえば、島の人口の倍以上だ。
そりゃぁすごいわ。
戦うなら身体をはって、10万人以上の人が電気を2~3年使わずに
電気代を払わなければもっと電力会社は動揺するだろう。
電気が当たり前のように生活している都会では、停電一つで
会社が倒産するほどだと言われている。電気がなければ不便だ。
宮古島では電気がなければ不便だということを
ほとんどの人が重々理解している。
台風の通り道である島では、最近でこそ停電することは
少なくなったが、停電、つまり電気のない生活には慣れている。
停電になるともちろん電気はつかない。
ポンプが止まればトイレも流れない。
冷房はもちろん、冷蔵庫が一番困ることかな。
いつだったか、「お前は市場を島の台所って言っているけれど、
違うよ!」と言った人がいた。「市場は冷蔵庫だったさぁ」
昭和40年代に冷蔵庫がある家庭の方が少なかったそうだ。
数年前の台風14号で大きな被害を受けた宮古島では
全世帯の電気の復旧作業が終わったのは2か月
近くかかった。復旧が遅れた知り合いに「大変だったねぇ」と
言ったら、「せっかく慣れてきたのによぉ」と言っていた
くらいだから、電気がなくても島ではなんとかやっていける
ものだ。電気に依存しながら、電力会社と張り合うなら
負けは見えているような気がする。
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