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江戸時代のおもちゃ「 亀山のお化け ちょんべ・住吉名物 廻り鼠」

2017年07月03日 | 高槻しろあと歴史館と市民大学

亀山のちょんべ

割竹の台上に張り子の人形を乗せ、台の下に仕掛けた竹片を
膠(にかわ)などの粘着剤で止めておきます。

手を離して置くと次第に粘着剤がはがれ、突然飛び上がったり
宙返りをする玩具です。

「亀山のお化け」という見世物にちなみ
亀屋忠兵衛という人物が創始したと言われます。


廻り鼠

割竹に通した柄を動かすと糸が引っ張られて
竹の上に乗った鼠がくるくると動く仕組みです。

大坂の住吉名物として「浪花の賑わひ」文久3年・1863 に紹介されています。
また、名古屋でも江戸時代に作られていたと伝わり、こちらは鼠が三匹乗っているのが特徴です。
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