kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都 仁和寺・秋季特別内拝 「本尊千手観音菩薩立像と風神雷神」

2019年11月22日 | 健康ハイキング・歴史クラブ・教養講座
11月のハイキングが「きぬかけの路」を歩き、仁和寺で解散と知った時から
世界遺産「仁和寺」の、特別内拝ができる観音堂に行こうと決めてました。

仁和寺(にんなじ) 仁王門 (重要文化財)

京都市内では一番遅咲きの御室桜(おむろざくら)で知られる仁和寺です。

御殿と観音堂秋季特別内拝の共通券

金堂も・・・と思いましたが、来春の楽しみに残しました。


観音堂修復落慶記念品などが入った袋です。

中門

仁王門を入ると、その先に「中門」が見えます。

仁王門

中門から見た「仁王門」です。

名勝 御室桜

中門をくぐった西側一帯に国の名勝に指定されている「御室桜」の林があります。現在の「御室桜」は1696年の伽藍再建の際に植えられた約200株の桜です。

五重塔 重要文化財

五重塔は1644年(寛永21年)、徳川三代将軍家光の寄進によって建立されました。
塔身32.7m、総高36.18m

秋季特別内拝の「観音堂」

観音堂は寺の創建の約40年後の928(延長6)年に造営され、応仁の乱(1467~1477年)など度重なる火災で焼失。

現在の建物は江戸初期の1640年ごろに再建されたが、平成24年12月から半解体修理を行って6年に及んだ観音堂の保存修理が完了しました。

観音堂

観音堂前で、ひもを握ってお祈りされている姿が・・・

観音堂修復落慶記念 「千手ひも」



この五色のひもは観音堂の本尊である千手観音さまの御手と繋がっております。
どうぞ千手ひもを握り真言を唱えてお祈りください。
真言 オン バザラ タラマ キリク  と書かれています。


音堂の内部に入って、本尊の千手観音菩薩立像の御手と観音堂前のひもが繋がっているのが見えました。
33体の仏像と躍動感あふれた風神・雷神像、そして仏像を取り囲むように描かれた障壁画を見ることができました。

本尊千手観音菩薩立像と二十八部衆立像など全三十三体

修理完了で、再び堂内に安置された「本尊千手観音菩薩立像」などです。
(これは観音堂修復落慶記念などの袋に入っていた写真からです。)

風神・雷神図は見ることはありましたが、風神・雷神像は初めて見ました!
●風神:その恐ろしげな表情に、暴風に対する人々の畏れが現れています。
    手の指は4本で、東西南北を表しています。

●雷神:この神は水利や日照りを支配するとされ畏れられた神。
    手の指は3本で、過去、現在、未来を表しています。
  足の指は風神と雷神は同じく2本で、天地を表しているそうです。

仁和寺観音堂内部の写真撮影はできませんでしたが、貴重な仏像や浄土図などを実際に見ることができたので大満足です。


仁和寺 観音堂修復落慶 秋季特別内拝 9月7日〜11月24日ですが
好評により、12月8日(日)まで公開期間延長となったそうです。

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