kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

隠れキリシタンの里「黒檀の十字架に象牙彫キリスト像と銅版画」

2020年06月01日 | 回想日記
2018年に長崎と天草地方が「 潜伏キリシタン遺産」で世界文化遺産になりました。
が、「隠れキリシタンの里」は、キリシタン大名で有名な高山右近の領地だった大阪・茨木市にもありました。

●いばらき観光ウォーク「隠れキリシタンの里コース」 2010年12月19日(日)

「逗子入象牙彫(ずしいりぞうげぼり)キリスト磔刑像(だっけいぞう)」と
「ロザリオと十字架」

これは茨木市の山間部にある「隠れキリシタンの里」の一つ、下音羽(しもおとわ)地区の、大神家で見せて頂いた普段は見ることができない貴重なものです。


キリスト像の、喉元や手首と足首に血痕の跡が・・・

大神家の家の前の説明版には
『逗子は黒漆塗りのもの (高さ38.6cm 間口18.2cm 奥行外側7cm内側6cm) で、観音開きにした扉は銀の金具でとりつけてある逸品である。 逗子には 「ユダヤの王ナザレのゼヌス」 略字 INRI の四文字を刻んだ板のついた黒檀の十字架に象牙彫キリスト像 (総長13.3cm) をはりつけたものが納めてある。

十字架のとりつけてある台はコルゴダ山を思わせる半円形の黒檀製のものである。キリスト像は、喉元や手首、足首に血痕があらわされており写実的な優秀な作品ある。大正11年、大神家の納屋から発見され、昭和8年10月31日に 「重要美術品等保存ニ関スル法律」 により認定を受けており、大阪府下でも類品のない貴重なものである。  茨木市教育委員会』


これは、茨木市教育委員会の説明版に書かれている「銅版画」です。

この時は観光協会主催の観光ウォークということから、大神家のご好意で特別に拝見させて頂くことが出来ましたが、今は見ることが出来なくなりました。

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