国連総会は、世界の国々の総会ですからまだ民主的世界総会とは言えませんが、決議は世界の多数意見に近いと考えていいと思います。2月24日、国連総会は、ロシアのウクライナ戦争が3年になったということで、ロシアは戦争で占領したウクライナ領土の返還、ロシア軍は即時撤退などを求めた決議案を賛成多数で採択しました。決議案はウクライナとヨーロッパ諸国が中心となって作成したものです。
全193か国のうち、賛成は日本やカナダなど93か国、反対はアメリカやロシアなど18か国、棄権は中国やブラジルなど65か国だったそうです。世界は国連憲章あるいは国際法を尊重していることがわかります。
しかし、戦争が始まった直後や、1年後の同じ内容の決議と比較すると、しっかりと国連憲章などが保持されていません。賛成は約50か国減ったそうです。一番のショックは、アメリカが方針を大きく変え、戦争終結を優先し、ロシアを非難しなくなったことです。アメリカに同調した国は結構多いのではないでしょうか。アメリカは国連憲章あるいは国際法を軽視しています。国連安保理常任理事国の資格はないですね。もちろん、中国、ロシアもないですね。
日本はアメリカに同調せず、国連憲章重視です。この点、アメリカに従属ではなく、自由自主をちょっと示しました。しかし、現実、アメリカとの同盟を強化です。国連憲章重視に真剣ではありません。中国、ロシアの脅威におののき、不法のアメリカに助けを求めている矛盾をおかしています。
本当にアメリカが日本を助けてくれるか、ウクライナを見ると疑問です。アメリカを信用するのは甘いと思います。
世界はまだ晴ですが、暗雲が広がりつつあります。文化文明って何でしょうか。21世紀に戦争で国土拡大とは信じられない国の行動ですね。戦争と平和の波はい今も現実ですね。
よく観察すると、実は日本はアメリカに一部占領され続け、占領地にはいまだにアメリカ軍基地があるというのが現実です。北方諸島はロシアに占領されています。中国は尖閣諸島をとりに来ています。日本は厳しい状態に置かれています。戦争して取り返しますか。アメリカとの同盟強化などと叫んでいる日本がアメリカと戦争しますか。そんな意志も力もありません。
国境はどうでもいい、日本人は、アメリカ、中国、ロシアでも自由に行動できる、あるいはするように工夫努力するというのが現実最善ではないでしょうか。ガウタマ・シッダールタの生き方です。
現実をよく観察し、自分はいかに生きるかよく考えましょう。日本、日本と言っても自分が幸福でなかったらこれは不幸なことですね。
私は政治的日本より、日本の自然を重視しています。いま住んでいる町は、住宅地になりすぎですが、周囲は自然が残っており、耐えがたい町ではありません。より安全で、住みやすい町に改善可能と考え、工夫努力しています。国は意識していません。
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