馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

再び谷津病院へ

2010-06-19 14:39:55 | 日記
6月13日16時 谷津の病院へ彼の状態を見に行く
妹様に様子を知らせるためでもあった。
6月11日 下関から来た友人の電話では元気でメモを書け
笑顔も見せ固い握手もしたと言う。
その様子が妹様も私も腑に落ちなかったからだ。
病室は看護室近くで扉は開いていた
そっと入った。
ベッドにやせ細った足が見える。
筋肉が落ちてしまった腕は力なく小刻みに震えている。
私が来たのが分かったのだろう目が少し瞬いた。
逞しかった男の姿に茫然と立ち尽くした。
10年前、大学山岳部同期が脳腫瘍で余命わずかとの
知らせを奥さんから受け富山の病院の緊急病室に駆けつけた
時と状況は同じだと感じた。
あの時も一瞬目を開け、私に手を差し伸べようとしたが
力なく下がってしまった。
私は手を握り締めた。
あの時、同期の顔は目元が振るえ頬がゆがんだ。
私がいることが分かるが話す事、見ることも出来ず
只全身が小刻みに震えていた。
この同期も学生時代マウンテンゴリラと呼ばれ
入学当時の千人近い新入生体力測定が四番だった。
残酷な姿だ。
直ぐに先輩に連絡したところ私が1年生の時4年生であった
先輩4人で富山まで見舞いに行くと連絡してきた。
私は状況からして見舞いは適切ではなく
あちらのご両親、妻、子供は先輩達を知らないこと
興奮させたくないこと、奥さんから婉曲に見舞いを
遠慮してほしいと告げられていた。
しかし無視して突然奥さんに連絡もせず出かけ
4人で励まして来たと言う。
それからまもなく亡くなった。
見舞いに行った4人は富山の温泉に宿泊
見舞いという名目で遊びに行ったのだ。
そして葬儀には来なかった。
私は怒りと涙が噴出した。
今回もわざわざ遠くから来た友人に精一杯の対応したのだろう、
その夜、様態は悪化一時昏睡状態になる。
昼間はモルヒネと鎮静剤 夜は睡眠薬を投与
深夜、時折目覚め、恐らく孤独と恐怖で精神状態が不安定になる。
担当医師から妹さんに連絡があった。
入り口で立ち尽くしていると後ろに人の気配を感じ
振り向くと弓道部にいた同期が花束を持って
やはり茫然と見ていた。
紙コップに花を入れ使わなくなった歯ブラシセットの傍に置く。
二人黙って病室をでる。
車で来た彼が飲もうということで病の友が
毎晩飲んでいた居酒屋へ行く。
弓道部の彼は5年前脱サラして商売したが
うまくいかず今月で会社を閉じると言う。
互いに商売をしているので同感共感することが多い。
この彼も5年前胃がんでになり手術していた。
そのため65キロあった体重が現在54キロに減少。
11時頃まで日本酒をがぶ飲み
運転代行を頼み帰って行った。

秘密の場所潮干狩り

2010-06-19 11:15:50 | 日記
6月13日朝9時かなり暑くなった。
久しぶりに海岸沿いをウオーキング
海岸の加工工場が連なる埠頭まで行く
海岸を見下ろすと大勢の人が浅瀬で金属熊手を海中差込み
潮干狩りをしている。
此処は隠れたる秘密の天然アサリが取れる場所
数年前から外来の貝が取れ始めた。
名前はホンビノス ハマグリに似ている。
東京湾に生息する。もともと日本には存在していなかったが、1998年に千葉県・幕張人工海浜で発見され、1999年に京浜運河、2000年に千葉港、2003年に船橋付近で発見されており、[2][3]以後、東京湾内で繁殖している外来生物。原産地である北米大陸から船舶のバラスト水に混ざり運ばれ、東京湾に定着したと考えられている。船橋の店で最近は売られるようになった。
箱一杯に貝が入って満足げに海岸から上がって来る。
遠くからやってくるのだろう車も埼玉、茨城ナンバー多い。