小豆島寒霞渓より
広島豪雨により、死者は80人を超え、行方不明者の捜索は
まだ続いている。
西日本の8月の雨量は平年の3倍で、日照時間は平年の53%
統計開始以来の記録だと言う。この間に台風11号が来襲しており、
こんな夏休みを経験したことは、戦前生まれの私もない。
変わったのは、気象現象だけではありません。
安倍総理が、閣議で集団的自衛権としての武力行使を容認して以来、
新聞やTVなどジャーナリズムで
急に「戦争」が取り上げられるようになりました。
私も日本に平和が遠のき「戦争」の気配を感じて
このブログで、8月に取り上げました。
NHKBSプレミアムで8月の深夜に「世界大戦と人間」を
11回に亘り放送しましたが、近代戦では1か月で100万人が
戦闘により死亡することが判っているのに、政治家は
いとも簡単に第1次世界戦争を始めたことを知りました。
戦争で負けた日本の政治家は、連合国の軍事法廷で裁かれて
死刑になりましたが、第1次世界大戦ではベルサイユ条約で
戦争犯罪人の引き渡しもなく終わりました。
戦争責任は、戦争を始めた政治家にあります。
その責任を曖昧にしたため、20年後、第2次世界大戦が始まります。
この大戦では、6年間にドイツ軍人だけでも500万人が死亡しました。
わが日本では、太平洋戦争において310万人の戦没者を出しているが、
戦後70年が経ち、戦争を知らない国民が増加したことや、
国民が長い平和に慣れてきたことに乗じて
安倍首相は、平和国家の防衛義務行使を主張して、
外国に対し兵器や、戦艦、飛行機を提供したり
集団的自衛権として、自衛隊員を海外派遣をすると言いだしました。
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気が付いたら、今朝の朝ドラの「花子とアン」のように
「日本国は、〇〇国と戦闘状態に入りました」の放送が
現実になる日も近いのかなと、心配になって来ました。
蘇生
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